大王製紙-後場マイナス転換 今期営業益34%減見込む 市場コンセンサスを大幅に下回る
大王製紙<3880.T>が後場マイナス転換。同社は13日13時、23.3期通期の連結営業利益予想は250億円(前期比33.5%減)、年間配当予想は22円(前期は22円)と発表した。市場コンセンサスは390億円。
紙・板紙事業では堅調な板紙のさらなる拡販やSDGsの取組みに対応した脱プラスチック・減プラスチック商品の開発に取り組み、ホーム&パーソナルケア事業ではコロナ禍での新たな生活様式に対応したマスクや除菌ウエット、ペーパータオルの生産体制を強化するとしている。
22.3期通期の連結営業利益は375.6億円(前の期比1.9%増)だった。紙・板紙事業はチラシなどの広告需要が増加し、輸出向けの段ボール原紙の需要も堅調に推移したことで、洋紙、板紙・段ボールの販売は数量、金額とも前年同期を上回った。
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