前場コメント No.9 クロスマーケＧ、ＮＥＷＡＲＴ、塩野義、エスユーエス、ＩＮＰＥＸ、メルカリ、日進工具、クラウドワクス
★10:43 クロスマーケティング－大幅安 通期営業益を上方修正 3Q累計実績下回る
クロス・マーケティンググループ<3675.T>が大幅安。同社は16日、22.6期通期の連結営業利益予想を従来の22.0億円～24.0億円のレンジから25.0億円（前期は10.1億円）に引き上げると発表した。なお、決算期変更により21.6期が6カ月の変則決算となっているため、対前期増減率は記載していない。
連結子会社のドゥ・ハウスやディーアンドエムの好調を主因にデジタルマーケティング事業売上高が上振れたことから、前回予想を上回る見通し。
22.6期3Q累計（7-3月）の連結営業利益は27.3億円だった。なお、株価は上方修正後の数値が3Q累計実績を下回ったことから、売りが優勢となっている。
クロス・マーケティンググループ<3675.T>が大幅安。同社は16日、22.6期通期の連結営業利益予想を従来の22.0億円～24.0億円のレンジから25.0億円（前期は10.1億円）に引き上げると発表した。なお、決算期変更により21.6期が6カ月の変則決算となっているため、対前期増減率は記載していない。
連結子会社のドゥ・ハウスやディーアンドエムの好調を主因にデジタルマーケティング事業売上高が上振れたことから、前回予想を上回る見通し。
22.6期3Q累計（7-3月）の連結営業利益は27.3億円だった。なお、株価は上方修正後の数値が3Q累計実績を下回ったことから、売りが優勢となっている。
★10:45 ＮＥＷ ＡＲＴ－急落 今期営業益19％増見込む 中計目標下回る 前期は計画未達
ＮＥＷ ＡＲＴ ＨＯＬＤＩＮＧＳ<7638.T>が急落。同社は16日、23.3期通期の連結営業利益予想を32.1億円（前期比18.9％増）、年間配当予想を70円（前期は75円）にすると発表した。
中期経営計画における22年度の営業利益目標値49.0億円を下回る見込み。ジュエリー事業の国内新規出店計画の遅れ、海外事業におけるコロナ行動制限による売り上げ減、ヘルス&ビューティー事業のコロナ影響による集客の回復が大幅に遅れたことが要因としている。
22.3期通期の連結営業利益は27.0億円（前の期比19.9％増）だった。会社計画30.7億円を下回った。新型コロナの影響が想定より長引いたことで、エステ、スポーツ、海外などの部門が厳しい状況となったことが響いた。
ＮＥＷ ＡＲＴ ＨＯＬＤＩＮＧＳ<7638.T>が急落。同社は16日、23.3期通期の連結営業利益予想を32.1億円（前期比18.9％増）、年間配当予想を70円（前期は75円）にすると発表した。
中期経営計画における22年度の営業利益目標値49.0億円を下回る見込み。ジュエリー事業の国内新規出店計画の遅れ、海外事業におけるコロナ行動制限による売り上げ減、ヘルス&ビューティー事業のコロナ影響による集客の回復が大幅に遅れたことが要因としている。
22.3期通期の連結営業利益は27.0億円（前の期比19.9％増）だった。会社計画30.7億円を下回った。新型コロナの影響が想定より長引いたことで、エステ、スポーツ、海外などの部門が厳しい状況となったことが響いた。
★10:48 塩野義製薬－3日続伸 Ｆ２Ｇ社と新規抗真菌薬に関するライセンス契約締結
塩野義製薬<4507.T>が3日続伸。同社は16日、Ｆ２Ｇ（イギリス）との間で、新規抗真菌薬olorofimの欧州、アジア地域での開発および独占的な販売に関する契約を締結したと発表した。
Ｆ２Ｇ社は、アゾール系治療薬に抵抗性の、または使用できない侵襲性アスペルギルス症患者に対するグローバル第三相試験を準備中で、今後、同試験を含めた開発プログラムを両社共同で進めるとしている。
塩野義製薬<4507.T>が3日続伸。同社は16日、Ｆ２Ｇ（イギリス）との間で、新規抗真菌薬olorofimの欧州、アジア地域での開発および独占的な販売に関する契約を締結したと発表した。
Ｆ２Ｇ社は、アゾール系治療薬に抵抗性の、または使用できない侵襲性アスペルギルス症患者に対するグローバル第三相試験を準備中で、今後、同試験を含めた開発プログラムを両社共同で進めるとしている。
★10:49 エスユーエス－急落 上期営業益4倍も利益確定売り優勢
エスユーエス<6554.T>が急落。同社は16日、22.9期通期の連結営業利益は4.0億円（前年同期比4倍）だったと発表した。上期の会社計画2.1億円を上回った。
ソリューション事業およびコンサルティング事業の好調推移や、稼働率の上昇による利益率の改善、費用の抑制などが寄与した。
なお、決算期待で前日に急上昇していたこともあり、株価は利益確定売りが優勢となっている。
エスユーエス<6554.T>が急落。同社は16日、22.9期通期の連結営業利益は4.0億円（前年同期比4倍）だったと発表した。上期の会社計画2.1億円を上回った。
ソリューション事業およびコンサルティング事業の好調推移や、稼働率の上昇による利益率の改善、費用の抑制などが寄与した。
なお、決算期待で前日に急上昇していたこともあり、株価は利益確定売りが優勢となっている。
★10:53 ＩＮＰＥＸ－大幅高 上海ロックダウン6月に解除で原油需要の回復観測
ＩＮＰＥＸ<1605.T>が大幅高。16日の米国市場で、6月限WTI原油先物価格が、終値で前営業日比3.71ドル（3.4％）高の1バレル＝114.20ドルに上昇したことが材料。
中国・上海において、新型コロナウイルスの感染拡大で実施していた都市封鎖を6月に解除する方針が明らかになったことから、同国での需要回復観測から買いが優勢となった。
原油先物価格の上昇を受け、同社株価は一時、前日約比5.6％高となる1554円まで上昇する場面があった。石油資源開発<1662.T>も高い。
ＩＮＰＥＸ<1605.T>が大幅高。16日の米国市場で、6月限WTI原油先物価格が、終値で前営業日比3.71ドル（3.4％）高の1バレル＝114.20ドルに上昇したことが材料。
中国・上海において、新型コロナウイルスの感染拡大で実施していた都市封鎖を6月に解除する方針が明らかになったことから、同国での需要回復観測から買いが優勢となった。
原油先物価格の上昇を受け、同社株価は一時、前日約比5.6％高となる1554円まで上昇する場面があった。石油資源開発<1662.T>も高い。
★10:58 メルカリ－大幅続落 6月16日から配送料値上げ
メルカリ<4385.T>が大幅続落。同社は16日、らくらく・ゆうゆうメルカリ便配送サービスを6月16日から値上げすると発表した。
配送サイズに応じてそれぞれ金額を引き上げる。ネコポスは現行の175円から210円に、ゆうパケットは200円から230円に改定される。物価上昇などの情勢を総合的に鑑みた結果、サービスを継続しつつ顧客体験をいっそう良くするために実施するとしている。
メルカリ<4385.T>が大幅続落。同社は16日、らくらく・ゆうゆうメルカリ便配送サービスを6月16日から値上げすると発表した。
配送サイズに応じてそれぞれ金額を引き上げる。ネコポスは現行の175円から210円に、ゆうパケットは200円から230円に改定される。物価上昇などの情勢を総合的に鑑みた結果、サービスを継続しつつ顧客体験をいっそう良くするために実施するとしている。
★11:13 日進工具－大幅反落 今期最終益5％減見込む 前期は25％増
日進工具<6157.T>が大幅反落。同社は16日、23.3期通期の連結純利益予想を14.4億円（前期比5.4％減）、年間配当予想を22.5円（前期は22.5円）にすると発表した。売り上げは堅調に推移するが、製造コストの増加を想定している。生産設備増強などの積極的な投資も予定している。
22.3期通期の連結純利益は15.2億円（前の期比25.4％増）だった。半導体や電子部品関連の需要がおう盛だったほか、巣ごもり需要の高まりを受けて食品、日用品の容器の金型関連も好調だった。原価低減に努めたことも寄与した。
日進工具<6157.T>が大幅反落。同社は16日、23.3期通期の連結純利益予想を14.4億円（前期比5.4％減）、年間配当予想を22.5円（前期は22.5円）にすると発表した。売り上げは堅調に推移するが、製造コストの増加を想定している。生産設備増強などの積極的な投資も予定している。
22.3期通期の連結純利益は15.2億円（前の期比25.4％増）だった。半導体や電子部品関連の需要がおう盛だったほか、巣ごもり需要の高まりを受けて食品、日用品の容器の金型関連も好調だった。原価低減に努めたことも寄与した。
★11:18 クラウドワークス－急落 上期営業益6.2億円 進ちょく83％も通期予想据え置き
クラウドワークス<3900.T>が急落。同社は16日、22.9期上期10-3月）の連結営業利益が6.2億円だったと発表した。なお、同社は前年同四半期の連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率については記載していない。前年同期単独の営業利益は2.6億円。
マッチング事業の好調が寄与した。通期の会社計画7.5億円に対する進ちょくは83.2％。なお、株価は好業績を織り込んで足もと上昇しており、通期予想の修正がなかったことを嫌気した売りが優勢となっている。
クラウドワークス<3900.T>が急落。同社は16日、22.9期上期10-3月）の連結営業利益が6.2億円だったと発表した。なお、同社は前年同四半期の連結財務諸表を作成していないため、対前年同四半期増減率については記載していない。前年同期単独の営業利益は2.6億円。
マッチング事業の好調が寄与した。通期の会社計画7.5億円に対する進ちょくは83.2％。なお、株価は好業績を織り込んで足もと上昇しており、通期予想の修正がなかったことを嫌気した売りが優勢となっている。
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