東芝-続伸 インフラ点検向けに数枚の正常画像から異常個所検出するAI開発

2022/05/23(月) 12:56
 東芝<6502.T>が続伸。同社は23日に、インフラ点検向けに、現場での学習が不要で、点検個所の正常画像を数枚用意するだけでひび・さびのほか、水漏れや異物の付着、部品の脱落などの発生頻度が低く未学習の異常も高精度に検出するAIを開発したと発表した。  このAIは、点検画像と正常画像の比較を、事前学習で学習済みの深層モデルの特徴量を用いて行うことで、従来必要だった現場での学習が不要となる。さらに、独自の補正技術により、点検画像の撮影位置や角度が正常画像とずれていても高精度に異常個所の検出が可能であり、正常であるにも関わらず特徴的なパターンを異常として検出してしまうといった過検出も抑制する。このAIにより、インフラ点検の省力化・自動化および異常の早期発見を実現し、社会インフラの長期安定稼働に貢献するとしている。
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