〔Market Flash〕日本経済見通しをわずかに下方修正~SBI

2022/05/26(木) 13:26
【13:20】日本経済見通しをわずかに下方修正~SBI  SBI証券では、国内の2022年実質GDP成長率見通しを+0.7%→+0.6%と、前回3月の見通しから、わずかに下方修正している。ロシアのウクライナ侵攻や中国のロックダウンという供給側ショックが、家計の購買力の低下や短期的には製造業生産や設備投資を抑制すると考えている。2023年に関しては+1.0%を見込んでいる。前回までの見通しでは、2022年7-9月期に最後の社会的距離政策の導入を想定したが、今回は想定しなかった。政府は入国制限の緩和やマスク着用ガイドラインの緩和などを実施しつつあるため、仮に感染者数が拡大に転じても、家計・企業の自主判断・自主規制に委ねる可能性が高まったと判断している。 【10:40】対中関税引き下げによるインフレ抑制効果は限定的か~SMBC日興  SMBC日興証券では、バイデン米大統領が23日の日米首脳の共同記者会見で、対中関税の引き下げを検討していると述べたことを受けてリポートしている。40年ぶりの高インフレを抑制する狙いがあるが、SMBC日興では対中関税引き下げの効果は限定的とみている。もともと、制裁関税は消費者物価に影響が大きそうなハイテクや繊維製品、玩具には適用されておらず、これまで対中関税引き上げで消費者物価が上昇した形跡はないとのこと。そのため、関税引き下げを行っても、物価への影響は限定的と予想している。 【9:40】運輸では引き続き海運、鉄道銘柄に注目~三菱UFJMS  三菱UFJモルガン・スタンレー証券では運輸業界に関して、1-3月期決算を踏まえて、海運、鉄道銘柄に注目するスタンスを継続している。海運はコンテナ船運賃の反発とそれに伴う23.3上期業績の計画上振れの期待から、短期的に株価が上昇する可能性があると考えている。鉄道は鉄道需要の回復と鉄道運賃の値上げの話題による中期的な株価上昇が期待できるとみている。また、物流B2Bに関して、国内物流需要に回復の兆しが見えてきたことや、運賃値上げ気運が高まる可能性があることなどを踏まえて、今後の業界動向の変化に注目していきたいとコメントしている。 【8:45】寄り前気配は博報堂DY、福山運、三和HD、北越紀州が高い気配値  主力株の寄り前気配では、博報堂DY<2433>+11.19%、福山運<9075>+9.75%、三和HD<5929>+6.56%、北越紀州<3865>+6.02%、東亜合成<4045>+5.46%、ニッコンHD<9072>+5.37%、キッコーマン<2801>+4.33%、TSテック<7313>+4.18%、LIXILG<5938>+3.93%、リンナイ<5947>+3.92%などが高い気配値。  一方、アズビル<6845>-8.71%、三菱電<6503>-5.10%、ミスミG<9962>-4.36%、バンナムHD<7832>-3.10%、日本ペ<4612>-3.07%、コスモス薬<3349>-2.87%、日医工<4541>-2.58%、USS<4732>-2.38%、ダイセキ<9793>-2.27%、カプコン<9697>-2.14%などが安い気配値となっている。
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