神島化学-売り気配 今期営業益6%増見込む 前期は計画下回る
神島化学工業<4026.T>が売り気配。同社は10日、23.4期通期の営業利益予想を22.0億円(前期比5.9%増)に、年間配当予想を40円(前期は36円)にすると発表した。市場コンセンサスは25.0億円。
原材料・エネルギー価格の高騰の影響が避けられないが、製造部門での原価低減・生産性の向上により合理化を図るとともに、価格転嫁も進めるとしている。
22.4期通期の営業利益は20.8億円(前の期比37.9%増)だった。会社計画23.0億円を下回った。建材事業で高付加価値製品の高級軒天ボードが好調だったほか、化成品事業もマグネシウムの販売量が増加した。一方、燃料費・原材料価格の高騰の影響もあり、計画を下振れる着地となった。
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