前場コメント No.7 ビーマップ、ACSL、みずほ、コクヨ、キッコーマン、学情

2023/06/08(木) 11:32
★10:02  ビーマップ-ストップ高買い気配 越境ECサイトを開発 お菓子のサブスク展開
 ビーマップ<4316.T>がストップ高買い気配。同社は7日、ベルク<9974.T>、坂道グループなど日本のアイドルをプロデュースしてきたY&N Brothers(東京都千代田区)の3社が共同でタイの消費者に日本の菓子を届けるサブスクリプションサービス「amechan」を開始すると発表した。

 ベルクと共同で、タイ向けに越境ECサイトを開発。今後はタイだけではなく世界各国に向けてサービスを展開する計画としている。

★10:14  ACSL-急騰 同社技術が搭載された「Int-Ball2」が宇宙へ打ち上げ
 ACSL<6232.T>が急騰。同社は8日、同社のVisual SLAM技術が搭載されたJEM船内可搬型ビデオカメラシステム実証2号機「Int-Ball2」について、6日00時47分(日本時間)に、Space Exploration Technologies(SpaceX)が開発したロケット「SpX-28」によって宇宙へ打ち上げられたと発表した。

 同社は2019年6月に宇宙航空研究開発機構(JAXA)から委託を受け、Int-Ball2航法機能ソフトウェアの製作において、同社のVisual SLAM技術をInt-Ball2に搭載する開発を行ってきた。Int-Ball2に搭載されたVisual SLAM技術は、Int-Ball2がISS(国際宇宙ステーション)内を移動する際の自己位置を把握する役割を担うとしている。

★10:19  みずほFG-3日ぶり反発 米長期金利上昇を材料視 金融株が堅調
 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が3日ぶり反発。米国の長期金利上昇が材料視されている。

 カナダ中央銀行(BOC)によるサプライズ利上げを受けて、7日の米国市場では金融引き締めの長期化懸念が拡大。米10年債利回りも3.79%台に上昇しており、ハイテク株が売られる一方でシティグループ、バンク・オブ・アメリカなどの金融セクターは堅調だった。

 米国の長期金利と金融株の上昇を受け、国内関連株も買われる展開となっている。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>、MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725.T>、第一生命ホールディングス<8750.T>なども堅調。

★10:34  コクヨ-反落 ランサムウェアによる外部攻撃を確認 情報流出については確認中
 コクヨ<7984.T>が反落。同社は8日、同社グループの一部情報システムに対する外部攻撃が発生したと発表した。

 日本時間の5日6日にかけてランサムウェアによる外部攻撃を受けたもよう。初期対応を始めるとともに迅速に対応を進めるべく全社の対策本部を立ち上げて、影響の範囲などを調査しており、個人情報および顧客情報の流出の有無については、現在確認中としている。

★10:35  キッコーマン-三菱UFJMSが目標株価を引き上げ 欧州と日本の業績回復スピードに期待
 キッコーマン<2801.T>が小幅高。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、北米の強さは健在、欧州と日本の業績回復スピードに期待。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は7800円→9500円に引き上げた。

 最大の強みである北米事業はコロナやコストインフレを克服し収益性を大きく向上させてきたと指摘。北米事業は今後想定されるリセッション影響も、バランスの取れた事業ポートフォリオと強い収益力により克服し、持続的な成長が可能とみている。ただし、さらなる株価バリュエーション向上には、2022年度一旦成長が踊り場を迎えた欧州事業の力強い成長回帰と、悪化を続ける国内事業の収益性改善が必要と考えている。

★10:49  学情-続伸 20代専門転職サイト「Re就活」 5月の新規会員登録数50%増
 学情<2301.T>が続伸。同社は8日、20代専門転職サイト「Re就活」について、5月の新規会員登録数が前年同月比50.1%増になったと発表した。月間応募数は同27.8%増だった。


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