後場コメント No.1 EIZO、グランディーズ、エーアイテイー、コア、大阪有機化学など

2017/04/11(火) 15:00
★12:30  EIZO-いちよしが新規「A」 「もうモニターメーカーとは呼ばせない!」
 EIZO<6737.T>が大幅に3日続伸。いちよし経済研究所では、「もうモニターメーカーとは呼ばせない!」とコメント。レーティング「A」、フェアバリュー5000円として、新規カバレッジを開始した。
 高品質モニターに強みを持つメーカーだが、アミューズメント用モニターからヘルスケア用など特定用途モニターへと収益源がシフトしていることに加え、同社の培ってきた品質力や技術力により中長期的な収益成長が十分に可能であると判断。「もうモニターメーカーとは呼ばせない!」とは同社の中期経営計画(2015~2017年度)の説明資料の末尾に掲げられたスローガンだが、映像技術をベースに「Visual Technology Company」へと展開を目指す意気込みが表現されていると注目。

★12:31  グランディーズ-後場買い気配 1:3の株式分割を好感
 グランディーズ<3261.T>が後場買い気配。同社は11日11時30分に、株式分割を行うと発表した。株式の流動性を高め、投資家層の拡大を図ることを目的としている。6月30日を基準日に、普通株式1株につき3株の割合で分割する。

★12:31  エーアイテイー-後場上げ幅拡大 今期14%営業増益見込む 前期は9%減益着地
 エーアイテイー<9381.T>が後場上げ幅拡大。同社は11日前引け後、18.2期通期の連結営業利益予想を15.8億円(前期比13.5%増)にすると発表した。
 国際貨物輸送、通関、国内外での3PL(サードパーティー・ロジスティクス)といった一貫輸送を通じて、顧客ニーズに即した物流を構築し、さらにコスト低減にもつながる提案を積極的に行う。
 17.2期通期の営業利益は13.9億円(前の期比9.0%減)だった。

★12:32  トランザクション-後場買い気配 上期営業益51%増 利益率の改善などで
 トランザクション<7818.T>が後場買い気配。同社は11日12時15分に、17.8期上期(9-2月)の営業利益は7.1億円(前年同期比50.8%増)だったと発表した。売上高伸長による売上総利益の確保および利益率の改善が寄与した。通期の会社計画11.8億円(前期比13.3%増)は据え置いた。

★12:33  コア-後場プラス転換 カメラ付きmbedプラットフォーム「GR-LYCHEE」開発 年内に販売開始
 コア<2359.T>が後場プラス転換。同社は11日11時30分に、AIによる画像認識に活用できるプラットフォームとして、世界初となるカメラ付きmbedプラットフォーム「GR-LYCHEE」を開発し、2017年内に販売開始すると発表した。
 「GR-LYCHEE」は、産業用組み込みカメラ、無線接続を標準搭載し、ルネサスe-AIソリューションの組み込み、およびOpen CV対応することで、画像処理やAIの専門知識がなくても最先端のアルゴリズムを利用したIoTシステムの導入を容易するという。また、400MHz動作の高性能MPU「RZ/A1LU」を搭載することで、IoTエンドポイントのリアルタイム性と、クラウドのデータ処理による高機能化などバランスのよいIoTシステムの開発に貢献するとしている。今後の収益拡大への寄与が期待され、買いが入っている。

★12:40  大阪有機化学-大幅続伸 いちよしでは「レジスト材料関係の伸長が想定超のもよう」
 大阪有機化学工業<4187.T>が大幅続伸。いちよし経済研究所では、レーティング、フェアバリューは未付与ながら「会社側は期初の減益計画を早々に撤回、レジスト材料関係の伸長が想定超のもよう」と題したレポートを公表している。
 4月7日に会社側から今17.11期第1四半期(16年12月~17年2月)決算ならびに通期計画の修正が発表された。期初計画では前期比減益が示されていたが、営業利益や経常利益に関しては一転して増益計画となっている(純利益のみ減益予定)。主力の半導体用フォトレジスト(感光材)材料の好調などが要因と見られ、いちよしでも今17.11期業績予想を上方修正、併せて来18.11期以降の見通しも引き上げるとした。


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