リクルートHD-続伸 サイバーエージェントと合弁会社設立 コンディション変化発見ツール開発へ
リクルートホールディングス<6098.T>が続伸。同社は5日に、サイバーエージェント<4751.T>と、両社共同の新規事業創出プロジェクト「FUSION(フュージョン)」発の事業として、2017年7月を目途に共同出資の新会社ヒューマンキャピタルテクノロジー(東京都中央区)を設立すると発表した。なお、資本金は2億5000万円で、出資比率はリクルート67%、サイバーエージェント33%となる予定。
「FUSION」は、2016年1月に開始したプロジェクト。両社従業員の混合チームによる事業提案、実証実験、両社経営陣による審査を経て、従業員のコンディション変化の兆しを発見する企業向けツール「Geppo(ゲッポウ)」の事業化を決定した。
新会社では、今後、「Geppo」のシステムや設問設計の独自開発を進め、また最小限の運用負荷で簡単に導入できるよう、回答促進や読込・分析・エスカレーションといった運用代行も含めたパッケージにて販売を行う予定としている。今後の業績への貢献が期待され、買いが入っている。
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