東北特殊鋼-大幅続伸 圧電素子を超える振動発電機能をもつクラッド鋼板を開発
東北特殊鋼<5484.T>が大幅続伸。同社は2月13日大引け後に、東北大学大学院工学研究科材料システム工学専攻 成田史生教授と、大きな逆磁歪効果を示し、振動発電機能を有するクラッド鋼板を共同で開発したと発表した。
新開発のクラッド鋼板は、冷間圧延鋼板(SPCC相当)とFeCo系磁歪材料の冷間圧延板とを熱拡散接合させたもの。このクラッド構造によって、FeCo磁歪材料単独の場合よりも数倍から20倍以上の振動発電出力が得られ、電磁力学場の数値シミュレーションにより増幅機構解明にも成功したとしている。
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