前場コメント No.11 静岡銀行、アドバンテスト、日本製鉄、ハウス食品Ｇ、アクセルマークなど
★9:22 静岡銀行－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 市場利益のリスクから
静岡銀行<8355.T>が小安い。ＪＰモルガン証券では、コア利益成長は加速化するも、市場利益のリスクから、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1160円→920円と引き下げた。
近年、ストラクチャードファイナンス拡大による国内貸出利息の他社比早い好転や市場フレンドリーな還元政策から、相対的に高いPERを享受してきたが、2018年末の市場ボラティリティ拡大を受けてバリュエーションは見直されつつある。今後は、バーゼル最終化・格付け維持の観点からの資本制約から、ストラクチャードファイナンスの成長ペースは減速するが、貸出利回りの下げ止まり、県外貸出成長、経費削減がカバーし、コア利益ROEは他社より速いペースで改善し、他社水準に近づいていく見通し。他方、内外市場環境の不安定化が続けば、他社比大きい市場利益のダウンサイドリスクが懸念されてくるため、中立投資を継続するとした。
静岡銀行<8355.T>が小安い。ＪＰモルガン証券では、コア利益成長は加速化するも、市場利益のリスクから、投資判断「Neutral」を継続、目標株価は1160円→920円と引き下げた。
近年、ストラクチャードファイナンス拡大による国内貸出利息の他社比早い好転や市場フレンドリーな還元政策から、相対的に高いPERを享受してきたが、2018年末の市場ボラティリティ拡大を受けてバリュエーションは見直されつつある。今後は、バーゼル最終化・格付け維持の観点からの資本制約から、ストラクチャードファイナンスの成長ペースは減速するが、貸出利回りの下げ止まり、県外貸出成長、経費削減がカバーし、コア利益ROEは他社より速いペースで改善し、他社水準に近づいていく見通し。他方、内外市場環境の不安定化が続けば、他社比大きい市場利益のダウンサイドリスクが懸念されてくるため、中立投資を継続するとした。
★9:25 アドバンテスト－反発 ブラックロックが保有割合を5.15％→8.01％に引き上げ
アドバンテスト<6857.T>が反発。6日大引け後に公表された大量保有報告書（5％ルール）で、ブラックロック・ジャパン（東京都千代田区）が同社株式の保有割合を5.15％→8.01％に引き上げことが明らかとなり、材料視されているもよう。
アドバンテスト<6857.T>が反発。6日大引け後に公表された大量保有報告書（5％ルール）で、ブラックロック・ジャパン（東京都千代田区）が同社株式の保有割合を5.15％→8.01％に引き上げことが明らかとなり、材料視されているもよう。
★9:25 ふくおか－ＪＰモルガンが目標株価引き下げ 利益成長・還元拡大減速から
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続も、利益成長・還元拡大減速から、目標株価は3580円→2700円と引き下げた。
立地条件に恵まれ、高い企業向けの貸出成長率が続くが、貸出利回り低下・国債償還による減益が貸出増加・構造改革効果を相殺し、利益水準はいったん切り下がり、さらに統合費用が圧し掛かる。資本政策では35％への配当性向引き上げ以外の余剰資本は資本充実と成長投資に充てる方針を示したため、ROEは2年間は悪化していく見通し。これを受け、株価は決算発表後30％近く下落。短期的には、還元率と成長のバランスが修正されない限り、株価の再評価には時間がかかりそう。一方、中期では2021年度以降は統合費用はく落とシナジー効果により利益成長・ROE は急速に持ち直していくため、エンター・ポイントと考えるとした。
ふくおかフィナンシャルグループ<8354.T>がもみ合い。ＪＰモルガン証券では、投資判断「Overweight」を継続も、利益成長・還元拡大減速から、目標株価は3580円→2700円と引き下げた。
立地条件に恵まれ、高い企業向けの貸出成長率が続くが、貸出利回り低下・国債償還による減益が貸出増加・構造改革効果を相殺し、利益水準はいったん切り下がり、さらに統合費用が圧し掛かる。資本政策では35％への配当性向引き上げ以外の余剰資本は資本充実と成長投資に充てる方針を示したため、ROEは2年間は悪化していく見通し。これを受け、株価は決算発表後30％近く下落。短期的には、還元率と成長のバランスが修正されない限り、株価の再評価には時間がかかりそう。一方、中期では2021年度以降は統合費用はく落とシナジー効果により利益成長・ROE は急速に持ち直していくため、エンター・ポイントと考えるとした。
★9:25 日本製鉄－続落 日鉄テックスエンジと日鉄日新工機の経営統合で基本合意
日本製鉄<5401.T>が続落。同社は6日、日鉄テックスエンジと日鉄日新工機が2020年7月の経営統合について基本合意したと発表した。
同社の完全子会社で、製鉄設備の設計・施工・メンテナンス等の業務を担う日鉄テックスエンジと、日鉄日新製鋼の完全子会社で、同業務を担う日鉄日新工機は、2017年の日本製鉄による日鉄日新製鋼の子会社化以降、協業を進めてきた。
日本製鉄<5401.T>が続落。同社は6日、日鉄テックスエンジと日鉄日新工機が2020年7月の経営統合について基本合意したと発表した。
同社の完全子会社で、製鉄設備の設計・施工・メンテナンス等の業務を担う日鉄テックスエンジと、日鉄日新製鋼の完全子会社で、同業務を担う日鉄日新工機は、2017年の日本製鉄による日鉄日新製鋼の子会社化以降、協業を進めてきた。
★9:26 ハウス食品Ｇ－みずほが目標株価引き下げ 営業増益モメンタムは中期加速を予想
ハウス食品グループ本社<2810.T>が小安い。みずほ証券では、今20.3期の海外業績は伸び悩む見込みだが、営業増益モメンタムは中期加速を予想するとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は5300円→5050円と引き下げた。
今20.3期は海外食品の営業利益が一時的に伸び悩む見込みで目標株価は引き下げたが、営業増益モメンタムは中期的に加速する見通しで「買い」を継続。18.3期は23年ぶりの営業最高益となったが、前19.3期に続き、今20.3期以降もOPM改善を伴った増益基調が続く見通し。注目する海外食品の今後3年のCAGRは売上高16％、営業利益18％を予想。22.3期の同営業利益はタイ・中国・米国の貢献で59億円（19.3期は35億円）となり、調整前営業利益構成比は23％（19.3期は19％）まで高まるとの見方を示した。
ハウス食品グループ本社<2810.T>が小安い。みずほ証券では、今20.3期の海外業績は伸び悩む見込みだが、営業増益モメンタムは中期加速を予想するとし、投資判断「買い」を継続した。目標株価は5300円→5050円と引き下げた。
今20.3期は海外食品の営業利益が一時的に伸び悩む見込みで目標株価は引き下げたが、営業増益モメンタムは中期的に加速する見通しで「買い」を継続。18.3期は23年ぶりの営業最高益となったが、前19.3期に続き、今20.3期以降もOPM改善を伴った増益基調が続く見通し。注目する海外食品の今後3年のCAGRは売上高16％、営業利益18％を予想。22.3期の同営業利益はタイ・中国・米国の貢献で59億円（19.3期は35億円）となり、調整前営業利益構成比は23％（19.3期は19％）まで高まるとの見方を示した。
★9:33 アクセルマーク－小高い 『コントラクトサーヴァント』のティザーPVを公開
アクセルマーク<3624.T>が小高い。同社は6月6日大引け後に、現在開発中の本格派トレーディングカードゲーム『コントラクトサーヴァント-CARD GAME-』のゲーム紹介および初公開となるバトルシーンを収録したティザーPVを公開したと発表した。これまでにない“デッキ戦略”と、サーヴァントと呼ばれるカードの真の価値を見抜く“目利き”がユーザーに求められる本格派トレーディングカードゲーム。
アクセルマーク<3624.T>が小高い。同社は6月6日大引け後に、現在開発中の本格派トレーディングカードゲーム『コントラクトサーヴァント-CARD GAME-』のゲーム紹介および初公開となるバトルシーンを収録したティザーPVを公開したと発表した。これまでにない“デッキ戦略”と、サーヴァントと呼ばれるカードの真の価値を見抜く“目利き”がユーザーに求められる本格派トレーディングカードゲーム。
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