JMACS-ストップ高 「千葉停電は電柱老朽化が原因の可能性」との報道で思惑
JMACS<5817.T>がストップ高。12日付の日本経済新聞朝刊が、東京電力ホールディングス<9501.T>の送電関連の設備投資の抑制による電柱の老朽化が倒壊を増やした可能性は否めないと報じたことが材料視されている。
記事では、東電が送電や配電設備に1991年には約9000億円を投じていたが、2015年には約2000億円にとどまっていると指摘。設備投資や耐風性などの基準が適正だったか、見直しが広がる可能性があるとしている。
同社は特に防災、警報用電線で高いシェアを持つ。今後、防災に向けた設備更新需要が発生するとの思惑から買いが向かっているもようだ。また、同記事では政府が大手電力10社がそれぞれ保有・運営している送配電設備の仕様統一に着手したとも報じており、こちらも需要増につながる可能性がある。
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