前場コメント No.5   楽天地、アクリート、アルチザ、IIJ、商船三井、セレス

2020/09/10(木) 11:44
★9:38  東京楽天地-反発 今期営業益を上方修正 赤字幅の縮小見込む
 東京楽天地<8842.T>が反発。同社は9日、21.1通期の連結営業損益予想を従来の6.0億円の赤字から5.5億円の赤字(前期は14.8億円の黒字)に引き上げると発表した。

 21.1期上期(2-7月)の連結営業損益は1.7億円の赤字(前年同期は8.5億円の黒字)だった。不動産賃貸事業において、賃料を減額したことや、映画興行事業において、入場者数を制限したことなどが響いたが、上期の会社計画2.0億円の赤字からは上振れて着地した。

★9:39  アクリート-大幅高 ドコモ口座全35行で新規登録停止 2段階認証需要増との思惑
 アクリート<4395.T>が大幅高。NTTドコモ<9437.T>の電子決済サービス「ドコモ口座」を使った預金の不正な引き出しが見つかった件で、NTTドコモは9日、連携する全35行で新規登録を停止すると発表したことが手がかり。

 同社は2段階認証向けにSMS配信代行サービスを展開しており、セキュリティ対策として同社サービスの利用が増えるとの思惑から買いが入っている。同社は2019年にセブン&アイ・ホールディングス<3382.T>のセブンペイが不正アクセスで利用停止となった際にも急騰する場面があった。

★9:42  アルチザネットワークス-もみ合い 新株予約権の行使停止指定を決定
 アルチザネットワークス<6778.T>がもみ合い。同社は9日、1月6日に発行した第7回新株予約権について、割当先である野村証券に対して、新株予約権の停止指定を行うと発表した。停止指定期間は9月14日から12月11日まで。

 株価は需給悪化懸念の後退から上昇して始まったものの、買いが続かず値を消す展開となっている。

★9:42  IIJ-東海東京が目標株価引き上げ 好材料は織り込む
 インターネットイニシアティブ<3774.T>が反発。東海東京調査センターでは、好材料は織り込むと指摘。レーティングは「Neutral」を継続、目標株価は4000円から4200円に引き上げた。

 21/3期通期業績は売上収益が前年比3%増の2123億円、営業利益が同19%増の98億円と予想。前回予想から主に費用面を見直し、営業利益を4億円引き上げたという。新型肺炎の感染拡大に伴い利用が急増したリモートアクセス関連需要は、民間向けに加えて官公庁向けにも引き合いが強まっており、2Q以降もストックが順調に積み上がると予想。また、オンライン授業やGIGAスクール構想など文教向け案件の拡大も期待されており、ビジネスの裾野が広がっていることにも注目している。

★9:45  商船三井など-海運株が大幅高 MSMUFGの目標株価引き上げを好感か
 商船三井<9104.T>、日本郵船<9101.T>、川崎汽船<9107.T>など海運株が大幅高。モルガン・スタンレーMUFG証券アナリストによる同海運3社の目標株価引き上げが好感されているもよう。

 9日は全体相場が軟調となる中で、野村証券アナリストによる海運株の目標株価引き上げを好感した買いが集まった。きのうに続いてモルガン・スタンレーが海運株の目標株価引き上げたことに加え、前日の米株高も支えに海運株が大幅高となっているようだ。

★9:47  セレス-大幅高 ポイントサイト「モッピー」が「PayPay」とのポイント交換を開始
 セレス<3696.T>が大幅高。同社は9日、運営するポイントサイト「モッピー」において、PayPay(東京都千代田区)と連携し、決済サービス「PayPay」にて利用できる「PayPay ボーナス」へのポイント交換を、同日より開始すると発表した。

 モッピーポイントから「PayPay ボーナス」への交換はリアルタイムで可能となり、支払いが必要なタイミングに合わせて利用できるとしている。


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