前場コメント No.4 日鋳造、住友ゴム、エイトレッド、今村証券、ソフトクリエ、メドレックス

2021/07/26(月) 11:37
★9:09  日本鋳造-売り気配 1Q営業黒字転換も進ちょくの悪さを嫌気
 日本鋳造<5609.T>が売り気配。同社は21日に、22.3期1Q(4-6月)の連結営業損益は4200万円の黒字(前年同期は2000万円の赤字)だったと発表した。上期の会社計画1億5000万円に対する進ちょくは28.0%。

 足元原材料費が高騰しているものの、生産性改善と外注加工の内製化、資材費削減などの合理化推進により限界利益率が上昇したことが寄与した。

★9:09  住友ゴム-続伸 ブラジルでタイヤ増産 能力1.3倍 南米開拓=日経
 住友ゴム工業<5110.T>が続伸。26日付の日本経済新聞朝刊は、同社が2025年までに約230億円を投じ、ブラジルのタイヤ工場の生産能力を3割増やすと報じた。

 記事によれば、多目的スポーツ車(SUV)用の製品などを日産2万5000本に引き上げ、成長市場の南米を開拓するという。SUVの見た目を引き立てるデザインの製品が好調で、今後も年5%前後の販売増を見込み、投資回収できると判断したとしている。

★9:09  エイトレッド-3日ぶり反落 1Q営業益54%増 パッケージソフトなど伸びる
 エイトレッド<3969.T>が3日ぶり反落。同社は21日、22.3期1Q(4-6月)の営業利益は2.0億円(前年同期比53.9%増)だったと発表した。

 パッケージソフトが新規販売パートナーの開拓やテレワークや在宅勤務などによるワークフロー需要の拡大により伸長した。クラウドサービスもワークフロー需要の拡大を背景に新規導入企業数が順調に推移した。

 なお、株価は決算期待などにより大きく上昇していたこともあり、利益確定売りが優勢となっている。

★9:10  今村証券-大幅反発 22.3期1Qの決算速報値を発表 最終益は77%増
 今村証券<7175.T>が大幅反発。同社は21日に、22.3期1Q(4-6月)の決算速報値を発表し、営業収益が13.2億円(前年同期比35.1%増)、営業利益5.1億円(同88.7%増)、純利益は3.5億円(同77.4%増)だった。株券の受入手数料は減少したものの、債券や受益証券の受入手数料が増加したことなどが寄与した。

★9:10  ソフトクリエイト-急騰 上限15万株・5億円の自己株取得へ 割合は1.15%
 ソフトクリエイトホールディングス<3371.T>が急騰。同社は21日に、上限15万株・5億円の自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は7月26日~9月30日。自己株式を除く発行済株式総数に対する割合は1.15%となっている。

★9:10  メドレックス-大幅続伸 「MRX-9FLT」 米FDAからファスト・トラック指定
 メドレックス<4586.T>が大幅続伸。同社は26日8時50分、米国で開発中の「MRX-9FLT(フェンタニルテープ剤、中枢性鎮痛貼付剤)」に対して、米国の食品医薬品局(FDA)から「ファスト・トラック指定(Fast Track designation)」を受けたと発表した。

 「ファスト・トラック指定」を受けることで、臨床試験で有効性、安全性などに関する結果が示されれば、優先審査などによる迅速な承認を得ることが可能になるとしている。


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