後場コメント No.1  スーパーV、アイスタイル、ネットワン、アイロムG、サン電子、AICROSS、オンワード

2022/01/14(金) 15:01
★12:30  スーパーバリュー-後場下げ幅拡大 通期営業益を下方修正 3Q累計は赤字転落
 スーパーバリュー<3094.T>が後場下げ幅拡大。同社は14日11時30分に、22.2期通期の営業利益予想を従来の6.1億円から0.1億円(前期比99.2%減)に引き下げると発表した。

 感染症予防などへの慣れによる巣ごもり消費の減少、消費者の節約志向、競合他社などとの競争、販売価格のコントロール不足、記録的豪雨や酷暑などの気候変動の影響により、既存店売上高が前年同期比 91.0%となり、売上高が想定を下回る水準で推移した。また、原材料不足、原材料価格の高騰、円安や異常気象などによる仕入原価の上昇も響く。

 併せて発表した22.2期3Q累計(3-11月)の営業損益は3.6億円の赤字(前年同期は10.8億円の黒字)だった。

★12:32  アイスタイル-大幅続落 化粧品専門店美スギと協業し新店舗をオープン
 アイスタイル<3660.T>が大幅続落。同社は14日11時30分、連結子会社であるアイスタイルリテールが、関西エリアで化粧品専門店11店舗を展開する美スギ(大阪府大阪市)と協業し、3月15日に「@cosme STORE/MiSUGI」を大阪天満橋の京阪シティモール内にオープンすると発表した。

 同取り組みでは、美スギが長きに渡り培ってきたカウンセリング力や販売力と、@cosme STOREの強みを掛け合わせ、化粧品専門店の新しい姿をつくるとしている。なお、株価は地合いにつれ安している。

★12:32  ネットワン-底堅い 葛飾区立学校74校の学校教育総合システムと学校ICTサポートセンター提供
 ネットワンシステムズ<7518.T>が底堅い。同社は14日12時に、葛飾区立学校74校の学校教育総合システムと学校ICTサポートセンターを提供し、「かつしかのGIGAスクール」の推進を全面支援したと発表した。

 葛飾区では、システムの保守・運用に携わるサービスデスク、ICT支援員、システム保守の契約や事業者が分かれていたため、学校に対して一元的なサポートが実施できていないことが長年の課題だったという。この課題を解決するため、教職員や児童・生徒のICT活用をワンストップで支えるサポートセンターを導入した。
 このサービスは、文部科学省が示している「GIGAスクール運営支援センター」の目指す、1人1台端末環境の円滑な運用を支える安定的な支援基盤をいち早く実現したものとしている。

★12:38  アイロムG-続落 経鼻接種COVID-19ワクチンのブースターとしての臨床試験を実施
 アイロムグループ<2372.T>が続落。同社は14日12時30分、子会社であるIDファーマは、開発を進めているセンダイウイルスベクターを用いたCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)ワクチン(コードIRO-20)について、国内のワクチン予防接種状況を踏まえ、経鼻接種によるブースターとして臨床試験計画を進めると発表した。

 研究開発費用が支出として発生するが、これらの費用は今期の業績予想に織り込んでいるとしている。なお、株価へのポジティブな影響は限定的だ。

★12:45  サン電子-続落 新アプリ「Sリング 運命の秒刻」 iOS/Android版配信開始
 サン電子<6736.T>が続落。同社は14日12時30分に、藤商事<6257.T>が発売したパチスロ遊技機「Sリング 運命の秒刻」のシミュレーションサービスを開発し、iOS/Android版の配信を開始したと発表した。

 本作は、全国のホール様にて現在稼働中のパチスロ遊技機「Sリング 運命の秒刻」をテーマにしたiOS/Android対応の実機シミュレーションアプリという。実機に搭載されている演出・BGM・ボイスを完全再現し、パチンコホールで体験した恐怖と歓喜をアプリでも楽しめるとしている。しかし、株価へのポジティブな影響は限定的だ

★12:59  AI CROSS-続落 ニューロテクノロジーAIを開発するVIE STYLE社に出資
 AI CROSS<4476.T>が続落。同社は13日、投資子会社でスタートアップ企業への投資および事業支援を行うAIX Tech Venturesが、ニューロテクノロジーAIとイヤホン型脳波計を開発するVIE STYLE(神奈川県鎌倉市)に出資したと発表した。

 出資を機にVIE STYLEと連携を図り、AIX Tech Venturesのグループ会社である同社のデータサイエンティストチームがAIエンジンの開発を支援し、ブレインテックの社会実装を推進するとしている。なお、株価は地合いにつれ安している。

★13:01  オンワードHD-反発 3Q累計営業赤字縮小 アパレル関連事業の損益が大幅に改善
 オンワードホールディングス<8016.T>が反発。同社は13日に、22.2期の3Q累計(3-11月)の連結営業損益は9.5億円の赤字(前年同期は102.6億円の赤字)だったと発表した。通期の会社計画10.0億円の黒字は据え置いた。

 アパレル関連事業が、国内事業の中核事業会社であるオンワード樫山において不採算事業・店舗の撤退を行うとともに、海外事業におけるグローバル事業構造改革による不採算事業からの撤退したことなどにより、減収ながらも営業損失が大幅に改善したことなどが寄与した。


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