ダイセル-後場急騰 今期最終益18%増見込む 前期は59%増
ダイセル<4202.T>が後場急騰。同社は11日13時20分、23.3期通期の連結純利益予想を370億円(前期比18.4%増)、年間配当予想を36円(前期は34円)にすると発表した。市場コンセンサスは338億円。
原燃料価格の上昇や前年度高騰した酢酸市況の下落などにより営業減益を見込むものの、前期の減損損失計上の反動から最終増益を見込む。
22.3期通期の連結純利益は313億円(前の期比58.5%増)だった。酢酸市況が想定を上回る水準で推移したことや、積極的な価格是正に取り組んだことなどが寄与した。
併せて、期末配当を従来予想の16円に対し18円に決定したことも発表した。
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