前場コメント No.1 ラクオリア、楽天G、トレードワクス、ランシステム、東芝、アンビス

2022/05/24(火) 11:32
★9:00  ラクオリア創薬-買い気配 胃食道逆流症治療薬tegoprazanのフィリピンにおける販売承認取得
 ラクオリア創薬<4579.T>が買い気配。同社は23日に、胃食道逆流症治療薬tegoprazanについて、フィリピンのサブライセンス先であるMetro Pharma Philsが、フィリピンの規制当局より、びらん性胃食道逆流症をはじめとする4つの適応疾患に対する販売承認を取得したことを発表した。

 Tegoprazanは、同社が創出したカリウムイオン競合型アシッドブロッカーと呼ばれる新しい作用機序の胃酸分泌抑制剤という。今回、承認が得られた適応疾患は、びらん性胃食道逆流症、非びらん性胃食道逆流症、胃潰瘍、およびヘリコバクター・ピロリ除菌補助療法(消化性潰瘍または慢性萎縮性胃炎患者を対象とする抗生物質併用療法)の4つであり、Metro Pharma Philsは2Q中に販売を開始する予定としている。

★9:00  楽天G-5日ぶり反発 携帯「さらなる値上げしない」 三木谷氏インタビュー=日経
 楽天グループ<4755.T>が5日ぶり反発。24日付けの日本経済新聞朝刊は、同社の三木谷浩史会長兼社長が月額0円から利用できる携帯電話の料金プランを廃止することによる一部のユーザーの離脱は「想定の範囲内」と強調したと報じた。

 記事によれば、三木谷氏が23日に取材に応じ、「経営的には正しい判断」で携帯事業の2023年中の単月黒字化も可能と改めて説明したという。「今後、さらなる値上げはしない」とも述べたようだ。流出しているユーザーの規模などは明らかにしなかったとしている。

★9:00  楽天G-5日ぶり反発 楽天証券の上場準備開始
 楽天グループ<4755.T>が5日ぶり反発。同社は24日8時30分、連結子会社である楽天証券の株式上場準備を開始すると発表した。

 現時点では上場予定時期は未定。同社は、先進的なテクノロジーを通じたサービスの一層の充実と、各事業の価値向上を通じた楽天エコシステムの拡大および自律的加速が、同社グループの企業価値最大化に資すると考えている。楽天証券は株式上場を通じて、より自律的な経営視点と成長戦略を遂行できるとともに、独自の資金調達を含めたさまざまな成長と財務戦略が検討できるとしている。

★9:01  トレードワークス-買い気配 医療機器研究開発・製造・販売を行うリバーフィールドと業務提携
 トレードワークス<3997.T>が買い気配。同社は23日に、手術支援ロボットなどの医療機器研究開発・製造・販売を行うリバーフィールドと業務提携すると発表した。

 今回の業務提携によって手術支援ロボットなどの医療機器開発において同社の強みであるシステム開発・ソフトウェア開発・技術提供を行う。今後医療機器開発におけるシステム開発全般に対して開発・技術提供を行えるよう両社協力体制のもと取り組んでいくとしている。

★9:01  ランシステム-買い気配 未定としていた今期営業損益6億円の赤字見込む
 ランシステム<3326.T>が買い気配。同社は23日、未定としていた22.6期通期の連結営業損益予想を6.3億円の赤字(前期は6.3億円の赤字)だと発表した。

 新型コロナウイルス感染症による影響からの回復には想定よりも時間を要しており、営業赤字が続く見通し。なお、株価は同日発表した資本業務提携を好感した買いが優勢となっている。

★9:01  ランシステム-買い気配 AOKIと資本業務提携 第三者割当増資で8億円調達
 ランシステム<3326.T>が買い気配。同社は23日、AOKIホールディングス<8214.T>と資本業務提携し、AOKIを割当先とする第三者割当増資により、新株式を発行すると発表した。

 払込期間は6月8日。新株式の発行株数は200万株。発行価額は1株につき412円。差引手取概算額8億0420万を調達し、店舗の撤退、改装費用などに充当する。希薄化割合は84.0%。

★9:01  東芝-3日続伸 ファラロンとエリオットから取締役受け入れ検討と伝わる
 東芝<6502.T>が3日続伸。ロイターは23日9時34分、同社が主要株主の米ファラロン・キャピタル・マネジメントと米エリオット・マネジメントからそれぞれ取締役を受け入れることを検討していることが分かったと報じた。

 記事によれば、事情を知る複数の関係者が明らかにしたという。両ヘッジファンドの発言力が取締役会で高まり、同社が進める経営再建策に影響を与える可能性があるとしている。

★9:01  アンビスHD-3日続伸 有料老人ホーム「医心館」3施設の開設決定
 アンビスホールディングス<7071.T>が3日続伸。同社は23日に、「医心館」3施設を2023年4月、7月および8月に開設すると発表した。

 この開設により、医心館は全国71施設(3520名)となり、3カ年計画「Amvis 2023」の目標である70施設(3411名)を上回る見込み。23.9期は、大きな需要がある首都圏に積極的に開設を進めているが、同時に参入障壁が高い地方都市への展開も継続する方針だとしている。


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