前場コメント No.5 しまむら、芝浦電子、マーキュリーRI、三菱UFJ、三菱HCキャ、関西電

2022/05/24(火) 11:32
★9:16  しまむら-急落 5月度既存店売上高2%増 4月は6%増
 しまむら<8227.T>が急落。同社は23日、5月度(4月21日-5月20日)の月次国内売上高前年比推移を発表した。既存店売上高は前年同月比1.8%増、全店では1.2%増となった。4月はそれぞれ6.3%増、5.6%増だった。既存店客数は同0.2%減。既存店客単価は同1.4%上昇した。

★9:20  芝浦電子-急騰 新中計策定 24年度売上高410億円めざす 前中計は目標値達成
 芝浦電子<6957.T>が急騰。同社は23日、2022年度~2024年度を対象とした中期経営計画を策定したと発表した。

 品質・生産性向上、製品開発、人財育成・ガバナンス強化を計画方針とし、省エネ家電、環境車対応、産業用ロボット、ドローン向けなどに注力する。財務目標として、最終年度となる24年度の売上高は410億円、売上高営業利益率は20.0%以上、ROE(自己資本利益率)は15.0%以上をめざす。

 前中期経営計画については、21年度の実績が売上高306億円(計画は285億円)、売上高営業利益率18.2%(同14.4%)、ROE13.5%(同10.0%)となったため、3項目ともすべて目標値を達成したとしている。

★9:29  マーキュリーRI-大幅安 24日より増し担保金徴収措置を実施
 マーキュリーリアルテックイノベーター<5025.T>が大幅安。日本証券金融(日証金)は23日、同社株について、24日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率を50%に引き上げる。株価は規制措置の実施を受けて需給要因から売りが優勢となっている。

★9:40  三菱UFJ-3日続伸 JPモルガンが金利収入見通しを上方修正 国内銀行株にも買い波及
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が3日続伸。23日の米国市場で、JPモルガン・チェースの株価が上昇したことが材料。

 同日、JPモルガン・チェースが通期純金利収入見通しの上方修正したことを受け、金利収入増期待からバンク・オブ・アメリカ(BofA)やウェルズ・ファーゴ、シティグループなども上昇した。

 米国の物色動向を受けて、国内金融関連株にも買いが入っている。同行のほか、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>も高い。

★9:47  三菱HCキャピタル-大和が投資判断引き上げ 特に配当性向の目線が示されたことを評価
 三菱HCキャピタル<8593.T>が堅調。大和証券では、特に配当性向の目線が示されたことを評価。投資判断は「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は640円→710円に引き上げた。

 2025年度にかけて配当性向40%程度との目線を示したことを踏まえ、配当利回り面での魅力は高まったとみている。向こう数年における増益ファクターとして期待される航空において、ロシア向けのエクスポージャーが僅少だった点も、他社比較では有利に働くと予想。これらを踏まえて適用する予想PER水準を従来比で引き上げた。

★9:47  関西電力-三菱UFJMSが目標株価引き上げ 電気料金の値上げなどの進捗に注目
関西電力<9503.T>が小幅安。三菱UFJモルガンスタンレー証券では、電気料金の値上げなどの進捗に注目。レーティングは「Overweight」を継続、目標株価は1530円→1560円に引き上げた。

 23/3期は多くの減益要因が発生し、経常損失1260億円と赤字転落すると予想。24/3期には、電気料金の値上げや原子力利用率の上昇(火力燃料コスト減少)などにより、経常利益は1700億円に黒字転換すると予想している。業績回復のための電気料金の値上げなどの進捗が確認されれば、株価は再評価されると考えている。


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