米マイクロン・テクノロジー-一時大幅安 弱い見通しを嫌気

2022/07/02(土) 10:13
7月1日 終値 前日比 前日比(%) -------------------------------------- MU 53.65 -1.63 -2.95% NVDA 145.23 -6.36 -4.20% QCOM 123.53 -4.21 -3.30% LRCX 394.83 -31.32 -7.35%  7月1日の取引で米半導体製造大手のマイクロン・テクノロジー(NASDAQ:MU)が大幅安。2022年度第3四半期(3-5月)の売上高と利益が市場予想を上回ったものの、第4四半期の見通しが市場予想を下回ったことが嫌気された。同社はスマートフォン販売が前年比5%減、PC販売が同10%減と予想し、これに対応するためにメモリーなどの生産調整を行っているとした。第4四半期の売上高見通しは市場予想の73億9000万ドルを下回る72億ドル±4億ドルとし、調整後一株当たり利益見通しは1.63ドル±0.20ドルと、市場予想の1.73ドルを下回った。  株価は一時、前日比3.87ドル安(-7.00%)の51.41ドルまで下落し、1.63ドル安(-2.95%)の53.65ドルで終了。年初来では42.4%安となった。  アップルやモトローラ、ASUSなどの主要なスマホメーカーにメモリーを供給するマイクロンが弱い見通しを発表したことで、このほかの半導体株も軒並み安となった。米エヌビディア(NASDAQ:NVDA)が4.20%安となり、52週安値を更新。クアルコム(NASDAQ:QCOM)も3.30%下落。半導体製造装置のラムリサーチ(NASDAQ:LRCX)は7.35%安となり、S&P500の下落率トップとなった。
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