前場コメント No.7 フジ、青山商、ダイキン、スパイダーP、アクシージア、ペプチド

2022/07/07(木) 11:35
★10:49  フジ-3日ぶり反発 1Q営業益61%増 マックスバリュ西日本との経営統合が寄与
 フジ<8278.T>が3日ぶり反発。同社は6日、23.2期1Q(3-5月)の連結営業利益が27.4億円(前年同期比60.8%増)だったと発表した。マックスバリュ西日本との経営統合が寄与した。

★10:50  青山商事-大幅続落 6月度の既存店売上高27%増もコロナ感染再拡大で売り優勢
 青山商事<8219.T>が大幅続落。同社は7日10時30分、6月度におけるビジネスウェア事業の既存店売上高は前年同月比26.5%増だったと発表した。前月から3.8ポイント上昇した。客数は前年同月比15.7%増、客単価は同9.3%上昇となった。

 なお、新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が増加していることを受けて、きょうはリオープニング関連が売られるなかで同社株も軟調に推移している。

★10:51  ダイキン工業-反発 ポーランドに空調新工場 脱・ロシアで需要増=日経
 ダイキン工業<6367.T>が反発。日本経済新聞電子版は7日10時37分、同社が400億円強を投じ、ポーランドに空調の新工場を建設すると報じた。

 記事によれば、2024年に稼働し、省エネ性能の高い暖房機器を生産するという。欧州の暖房機器は化石燃料を燃やす方式が主流のようだ。ロシア産燃料の使用を控える動きや各国政府の脱炭素に向けた補助金によって急拡大している需要に対応するとしている。

★10:56  スパイダープラス-一時ストップ高 知財に対する取り組み強化
 スパイダープラス<4192.T>が一時ストップ高。同社は6日、建設DXサービス「SPIDERPLUS」など、これまで構築してきた機能群は同社の競争優位の源泉となっていることから、知財戦略を重要度の高い経営事項と認識し、知財に対する取り組みを強化していると発表した。

 8月には「リニューアル版SPIDERPLUS」の販売受け付け開始を予定であり、同プロダクトは1500超の新機能を実装する予定だという。プロダクト開発に知財戦略を取り入れるとともに、積極的に知的財産権を取得することで模倣困難性の高い機能群を構築し、競争優位をさらに高めるとしている。

★11:10  アクシージア-大幅高 貸借取引の申し込み停止措置を実施
 アクシージア<4936.T>が大幅高。日本証券金融は6日、同社株式について、貸借取引の申し込み停止措置を実施すると発表した。7日約定分から実施する。同日から制度信用取引による新規売り、ならびに信用買いの現引きが停止となる。

 スパイダープラス<4192.T>、マルマエ<6264.T>についても同様の措置を実施した。なお、株価は需給引き締まりに期待した買いが優勢となっている。スパイダープラスは一時ストップ高となる場面がみられる。

★11:11  ペプチドリーム-続伸 日本メジフィジックスとの戦略的共同研究開発を終了
 ペプチドリーム<4587.T>が続伸。同社は7日、住友化学<4005.T>とGEヘルスケアが折半出資する日本メジフィジックス(以下、NMP)との、ペプチド-放射性核種複合体の治療薬および診断薬の創製に関する戦略的共同研究開発と商業化に関する取り組みを終了すると発表した。

 両社は2018年12月に戦略的共同研究開発および商業化の枠組みに合意し、取り組みを進めてきたが、共有成果に関する権利はすべてNMPから同社に譲渡される。今後は同社の自社プログラムとして開発を続ける。同社が放射性医薬品の研究開発・製造・販売を行うPDRファーマを取得したことを踏まえたとしている。


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