前場コメント No.5 IC、村田製、SMC、ソフトバンクG、アシードHD、マーキュリアHD

2024/02/22(木) 11:31
★9:10  IC-5日ぶり反発 10万株・9100万円を上限に自社株買い 割合は1.34%
 IC<4769.T>が5日ぶり反発。同社は21日、10万株・9100万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2024年2月20日の終値903円で、2024年2月22日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.34%となる。 
  

★9:10  村田製作所-大和が目標株価を引き上げ 在庫健全化進めつつコンデンサ受注が回復
 村田製作所<6981.T>が小幅安。大和証券では、在庫健全化進めつつコンデンサ受注が回復と指摘。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は2800円→3350円に引き上げた。

 在庫調整局面がほぼ終了し、24年1-3月期から(8四半期ぶり)YoY営業増益転換し、その後は自動車電装向け、コンピュータ向けを中心とした増益基調を想定している。株価は過去の在庫調整時の反発局面において直近株価ピーク時に付けたPER(今回は21年1月の翌期PER25前後)に達する傾向があるという。ただし、今回ターゲットとするPERは反動増による高い増益率が終了した後も維持できるマルチプルではない可能性もあるため、もう一段の増益シナリオが欲しいところとコメントしている。

★9:14  SMC-大和が目標株価を引き上げ 回復時期は若干遅れたが足元がボトムと判断
 SMC<6273.T>が反発。大和証券では、回復時期は若干遅れたが足元がボトムと判断。投資判断は「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は85000円→93000円に引き上げた。

 大和証券の営業利益予想は前述の業況を考慮し、今期2150億円(YoY-17%、従来2350億円)、来期2400億円(従来2650億円)、26/3期2700億円(同3000億円)に若干減額した。半導体業界向けは中国のみ堅調に推移してきたが、1月以降は国内や米国でも受注回復の兆しが見えつつあり、来期以降の見通しまで悲観する必要はないという。一方、EVを含む自動車向けは北米需要の勢いが弱いなど不透明感は強いとコメントしている。また、今期拡大した在庫評価損影響は、来期以降の原価率改善につながると解説している。

★9:16  ソフトバンクG-急騰 エヌビディアの好決算受けアームも時間外で上昇
 ソフトバンクグループ<9984.T>が急騰。米エヌビディアが21日(米国時間)に発表した決算と業績見通しが市場予想を上回ったことが手がかり。

 好決算を受けてエヌビディアの株価は時間外で上昇。半導体セクターで、同社が出資する英アームの株価も時間外で大幅に上昇しており、これを好感した買いが入っている。

 9時10分時点で前日比4%超上昇しており、日経平均を70円ほど押し上げている。

★9:17  アシードHD-急落 30万株の立会外分売を実施へ
 アシードホールディングス<9959.T>が急落。同社は21日、30万株の立会外分売を実施すると発表した。分売予定期間は2月29日~3月5日。株式の分布状況改善および流動性の向上を目的としている。

★9:19  マーキュリアHD-急騰 マニエスグループと業務提携 台湾でメガソーラー共同開発
 マーキュリアホールディングス<7347.T>が急騰。同社は21日、再生可能エネルギープロジェクトを運営するマニエスグループ(東京都千代田区)と、台湾でのメガソーラー共同開発に関し業務提携したと発表した。

 第1号案件として、共同設立したプロジェクトカンパニーを通じて、台湾中部地方での設備容量100~150メガワット規模となる漁電共生型太陽光発電所の開発権を獲得する。2027年度末の完工をめざすとしている。


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