前場コメント No.4 ヤギ、双日、佐藤食、ピープル、三菱商、ソフトバンクG

2024/02/26(月) 11:32
★9:07  ヤギ-10日続伸 期末5円増配へ 記念配当を実施
 ヤギ<7460.T>が10日続伸。同社は22日、24.3期の期末配当予想を従来の58円から63円(前期末は48円)に引き上げると発表した。年間配当予想は63円(前期は48円)となる。同社は2023年10月に創業130周年を迎えたことから記念配当5円を実施するとしている。
 

★9:08  双日-横ばい 400万株・160億円を上限に自社株買い 割合は1.8%
 双日<2768.T>が横ばい。同社は22日、400万株・160億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年2月26日~4月30日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.8%となる。
 

★9:08  佐藤食品-急騰 20万株・3.6億円を上限に自社株買い 割合は4.7% 消却も発表
 佐藤食品工業<2814.T>が急騰。同社は22日、20万株・3億6380万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2024年2月22日の終値(最終特別気配値を含む)1819円で、2024年2月26日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は4.7%となる。

 併せて、取得した全株式を消却すると発表した。消却日は3月15日。
   

★9:09  ピープル-買い気配 通期営業益を上方修正 増配も発表
 ピープル<7865.T>が買い気配。同社22日、24.1期の連結営業利益予想を従来の2.6億円から4.3億円(前期比16.8%減)に上方修正すると発表した。原価圧迫していたアイテムの撤退や、国内販売の既存シリーズの値上げなどの改善効果が出始めたほか、新企画複数プロジェクトの研究開発費が通期発生予想を下回る見通しとなったことを踏まえた。

 併せて24.1期通期の期末配当予想を21-25円から48円(23.1期末は58円)に上方修正すると発表した。
 

★9:10  三菱商事-新高値 バークシャー 5大商社株の保有比率引き上げと伝わる
 三菱商事<8058.T>が新高値。ロイターは25日、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いるバークシャー・ハサウェイが、日本の5大商社株の保有比率を引き上げ、約9%に達したことが分かったと報じた。

 記事によれば、24日付の株主への年次書簡の中で明らかにしたという。バークシャーは5大商社株について長期保有を意図し、保有比率を最大9.9%に引き上げる可能性があるとこれまで説明しているとした。

 報道を受け、同社、三井物産<8031.T>、丸紅<8002.T>、住友商事<8053.T>、伊藤忠商事<8001.T>が買われている。

★9:10  SBG-SMBC日興が目標株価を引き上げ 戦略投資の再開と新たな事業の立ち上げの年
 ソフトバンクグループ<9984.T>が堅調。SMBC日興証券では、戦略投資の再開と新たな事業の立ち上げの年と指摘。投資評価は「1(アウトパフォーム)」を継続、目標株価は8000円→11100円に引き上げた。

 今後はビジョンファンド2のような分散投資よりも、SBG本体主導の戦略的な集中投資に注目。半導体関連の投資をベースにしたテクノロジー分野、AIサービスへの投資戦略は、現在の株式市場の志向からは評価されやすいと指摘。サウジアラビア政府系ファンドPIFの傘下企業と合弁で最大150百万ドルを投資する産業用ロボット製造事業のようなテクノロジー/インダストリー分野での投資も、今後増加すると予想。一方、今後の投資資金確保としての資産売却では、Tモバイル株やドイツテレコム株の売却、ARM株の一部売却などの可能性をあげている。今後も資産売却によるキャッシュフローを、投資、財務改善、自社株買いにバランス良く振り向けていくと予想され、資産売却が起点となって活動は活発になるとみている。


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