前場コメント No.9 デジタリフト、日電波、クラウドワクス、artience、神戸物産、バリューC

2024/02/26(月) 11:32
★10:22  デジタリフト-ストップ安 26日より増し担保金徴収措置を実施
 デジタリフト<9244.T>がストップ安。日本証券金融(日証金)は22日、同社株について26日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率が50%(うち現金担保分20%)に引き上げられる。

★10:23  日本電波工業-大幅高 アップル「Vision Pro」に同社製部品と伝わる
 日本電波工業<6779.T>が大幅高。26日付の日本経済新聞朝刊において、米アップルが2月に発売したゴーグル型端末「Vision Pro(ビジョンプロ)」に使われる部品のうち、価格ベースで42%を日本企業が供給していることが分解調査でわかったと報じられたことが手がかり。

 記事によれば、同社製とみられる電子部品も確認されたとしている。報道を受けて、同社株は買いが優勢となっている。

★10:24  クラウドワークス-急騰 「AIライティング入門コース」を開講決定
 クラウドワークス<3900.T>が急騰。同社は26日、運営するコミュニティ型リスキリングサービス「みんなのカレッジ」で、3月7日よりワーカーのAIスキル獲得を支援するオンライン講座「AIライティング入門コース~文章作成サポートAIを自分で作る~」を開催すると発表した。
 
 「みんなのカレッジ」は、ライティングや動画編集、SNS運用やWebサイト制作など、実践的なスキルを学べるコミュニティ型リスキリングサービス。AI関連の仕事の獲得や、AIを活用した仕事効率の向上を目指すカリキュラムとして、同講座の開講が決定したとしている。
 

★10:30  artience-続落 グループ会社がアグリ事業から撤退
 artience<4634.T>が変わらずを挟み続落。同社は26日、グループ会社の東洋ビーネットがアグリ事業から撤退することを決定したと発表した。
 
 東洋ビーネットは、農業を通した地域共生と新しいブランド・名産品づくりの推進を目指して2014年にアグリ事業をスタートし、埼玉県川越市と狭山市で「あまみごえ」ブランドとしてマンゴー・ぶどう・さくらんぼの生産・販売を行ってきた。
 
 グループの事業ポートフォリオの強化を進めるなかで、今後さらに既存事業や新たな成長事業へと経営資源を集中させるべく、今回の決定に至ったとしている。
 

★10:39  神戸物産-急騰 1月売上高13%増 為替評価損など戻り入れで大幅経常増益
 神戸物産<3038.T>が急騰。同社は22日、1月度の売上高が前年同月比12.9%増だったと発表した。同営業利益は同29.6%増だった。

 経常利益は103.6億円(前年同期比10倍)となった。為替予約関連の一部契約の終了や為替変動による時価の回復により、同月以前に計上されていた時価評価損の戻り入れが行われたことで前年実績を大きく上回った。

★10:41  バリュークリエーション-7日続伸 1株を2株に分割 基準日は3月15日
 バリュークリエーション<9238.T>が7日続伸。同社は26日10時30分、株式分割を行うと発表した。3月15日を基準日として、1株につき2株の割合をもって分割する。

 なお、株価は発表直後に前日比4%超上昇する場面もみられた。


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