前場コメント No.8 カラダノート、ネットプロHD、大研医器、武田、ADEKA、ジーニー

2024/02/28(水) 11:30
★10:14  カラダノート-4日ぶり大幅反発 顧客基盤拡大を目的に入園・入学領域を強化
 カラダノート<4014.T>が4日ぶり大幅反発。同社は28日、中期経営計画のもと、成長戦略のキードライバーの一つである顧客基盤の拡大として入園・入学領域を強化すると発表した。

 入園・入学に伴うライフスタイルや生活環境の変化に対するサポート。教育商材の提供など新たな事業の創出において積極的に検討する。幅広いライフイベントに寄り添い。より多くの家族との伴走を通じて同社のビジョン実現に取り組むとしている。

★10:15  ネットプロHD-大幅高 後払い決済クラーナの米上場計画が伝わる
 ネットプロテクションズホールディングス<7383.T>が大幅高。ブルームバーグは28日、ソフトバンクグループ<9984.T>出資のスウェーデンの後払い決済サービス企業クラーナ・バンクが、米国上場計画を前進させていると報じた。

 記事によれば、クラーナはかつて欧州で企業価値が最も高かったスタートアップで、今年最大級の新規株式公開(IPO)となる可能性があるもよう。IPOは7-9月にも実現する可能性があり、クラーナは200億ドル前後(約3兆円)の評価額を求めることを検討しているとした。

 クラーナの上場計画を受け、同じく後払い決済を提供する同社に再注目した買いが入っているようだ。

★10:22  大研医器-いちよしが新規に「A」 中長期的には成長フロンティアの拡大が期待される
 大研医器<7775.T>が急騰。いちよし経済研究所では、対象市場が大きい新製品の開発を進め、中長期的には成長フロンティアの拡大が期待されるとして、新規にレーティング「A」、フェアバリュー1100円でカバレッジを開始した。

 既存品では、手術症例数の回復、在宅療養など新規販売チャネル開拓のほか、マイクロポンプを活用した注入器は普及が徐々に進んでおり、今後は抗がん剤やインシュリンポンプなど従来の用途に比べて普及対象が大きい市場へのアクセスが可能になりつつある点を評価。新製品の拡販次第ではあるが、中長期の成長ポテンシャルを考慮すると、株価バリュエーションは中長期的には成長プレミアムが上昇する余地がある、と指摘している。

★10:31  武田薬品工業-底堅い デング熱ワクチンへのアクセス促進を目的として印医薬品大手と協業
 武田薬品工業<4502.T>が底堅い。同社は27日、インドを拠点とする大手のワクチンおよび医薬品企業であるBiological E(以下BE)と、QDENGA(4価弱毒生デング熱ワクチン)のマルチドーズバイアルへのアクセスを加速するための戦略的提携を発表した。
  
 提携により、医療・環境廃棄物を削減するとともに、包装・保管費用を最小限に抑え、公的予防接種プログラムにおいて経済面および物流面での利点をもたらすとしている。またBEは年間5000万回接種分まで製造能力を向上し、今後10年で年間1億回接種分の製造を目指す同社の取り組みを加速させるとしている。

★10:32  ADEKA-反発 韓国に先端半導体向け新規材料の製造棟新設へ
 ADEKA<4401.T>が反発。同社は28日、次世代半導体向け新規材料の量産体制構築に伴う生産スペースの確保を目的に、韓国で製造棟を新設すると発表した。

 先端半導体材料は主に全州第二工場で製造しているが、今回新たに全州第三工場に製造棟を建設する。同製造棟では、次世代以降DRAM、次世代ロジック、NAND向け材料を量産する予定。投資金額は非開示だが、2024年9月の完工予定としている。

★10:45  ジーニー-急騰 レブコムとセールスイネーブルメント領域で業務提携
 ジーニー<6562.T>が急騰。同社は27日、レブコム(東京都渋谷区)が提供する音声解析AI電話「MiiTel」と業務提携したと発表した。
 
 同社は自社開発の営業管理ツール「GENIEE SFA/CRM」を提供しており、今回の提携により、コミュニケーションの内容を可視化するだけでなく、データを活用した応対品質と業務生産性の向上を実現するとしている。


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