前場コメント No.9 フォーサイド、TIS、UBE、りそなHD、電子材料、IHI、日立
★10:42 フォーサイド-ストップ安売り気配 ストップ高で寄り付き手じまい売り 200万株売り越し
フォーサイド<2330.T>がストップ安売り気配。9時43分にきょうの値幅上限735円で寄り付き、手じまい売りが殺到している。足元では200万株ほどの売り越しとなっている。
同社については、2月1日にAIを活用した新事業を開始すると発表。その後、80円前後だった株価が急上昇しており、2月29日はストップ高で取引を終えていた。2月1日終値から本日高値までの上昇率は9.4倍となった。
フォーサイド<2330.T>がストップ安売り気配。9時43分にきょうの値幅上限735円で寄り付き、手じまい売りが殺到している。足元では200万株ほどの売り越しとなっている。
同社については、2月1日にAIを活用した新事業を開始すると発表。その後、80円前後だった株価が急上昇しており、2月29日はストップ高で取引を終えていた。2月1日終値から本日高値までの上昇率は9.4倍となった。
★10:47 TIS-MSMUFGが目標株価を引き上げ 増益モメンタム加速へのビジビリティが高まるかに注目
TIS<3626.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、25/3下期以降の増益モメンタム加速へのビジビリティが高まるかに注目。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を3500円から3600円に引き上げた。
モルガン・スタンレーMUFGでは、クレジットカード向けシステム統合案件ピークアウトにより当面の増益モメンタムは低調とみている。株価に割高感はないが、ややカタリスト不足。今春発表予定の新中計に注目し、営業利益予想を微修正した。
TIS<3626.T>が反発。モルガン・スタンレーMUFG証券では、25/3下期以降の増益モメンタム加速へのビジビリティが高まるかに注目。投資判断は「Equal-weight」を継続、目標株価を3500円から3600円に引き上げた。
モルガン・スタンレーMUFGでは、クレジットカード向けシステム統合案件ピークアウトにより当面の増益モメンタムは低調とみている。株価に割高感はないが、ややカタリスト不足。今春発表予定の新中計に注目し、営業利益予想を微修正した。
★10:54 UBE-反発 米国でのプラント建設投資の決定および子会社への増資を発表
UBE<4208.T>が反発。同社は2月29日、米国におけるジメチルカーボネートおよびエチルメチルカーボネートのプラント建設を決定するとともに、その製造販売会社とすることを目的として同社が間接的に100%出資しているUBE C1 Chemicals Americaに対して増資を行うと発表した。
増資額は2億米ドル(約295億1000万円)。なお、現時点で確定している投資インセンティブとして、運転開始後10年間総額約8000万米ドルの税額控除をルイジアナ州経済開発から承認されているとしている。
UBE<4208.T>が反発。同社は2月29日、米国におけるジメチルカーボネートおよびエチルメチルカーボネートのプラント建設を決定するとともに、その製造販売会社とすることを目的として同社が間接的に100%出資しているUBE C1 Chemicals Americaに対して増資を行うと発表した。
増資額は2億米ドル(約295億1000万円)。なお、現時点で確定している投資インセンティブとして、運転開始後10年間総額約8000万米ドルの税額控除をルイジアナ州経済開発から承認されているとしている。
★11:04 りそなHD-3日ぶり大幅反発 りそな銀、不動産運用の子会社設立 私募REITも=日経
りそなホールディングス<8308.T>が3日ぶり大幅反発。1日付けの日本経済新聞朝刊は、同社傘下のりそな銀行が不動産の運用を手掛ける専門子会社を設立すると報じた。
記事によれば、りそな銀行の岩永省一社長が取材に明らかにしたという。私募ファンドやデジタル証券など不動産を組み入れた金融商品を組成し、2029年度に運用残高を約2000億円まで積み上げる計画のようだ。24年度中には新たに私募REIT(不動産投資信託)の運用も始めるとしている。
りそなホールディングス<8308.T>が3日ぶり大幅反発。1日付けの日本経済新聞朝刊は、同社傘下のりそな銀行が不動産の運用を手掛ける専門子会社を設立すると報じた。
記事によれば、りそな銀行の岩永省一社長が取材に明らかにしたという。私募ファンドやデジタル証券など不動産を組み入れた金融商品を組成し、2029年度に運用残高を約2000億円まで積み上げる計画のようだ。24年度中には新たに私募REIT(不動産投資信託)の運用も始めるとしている。
★11:08 日本電子材料-大幅高 キオクシアの生産拡大報道を好感
日本電子材料<6855.T>が大幅高。共同通信は2月29日、キオクシアホールディングスが、2022年から続けている電子機器の記録媒体「フラッシュメモリー」の減産を見直して、生産を拡大させることが29日わかったと報じた。
記事によれば、悪化していた半導体市況が改善しているためのもよう。関係者によると、需要次第で今年3月にも9割程度の稼働率まで戻す見通しだ。業績悪化に歯止めをかけ、巨額の投資資金を確保し反転攻勢につなげるとしている。
同社の主要取引先の一つがキオクシアHDであることから、報道受けて業績寄与に期待した買いが優勢となっている。
日本電子材料<6855.T>が大幅高。共同通信は2月29日、キオクシアホールディングスが、2022年から続けている電子機器の記録媒体「フラッシュメモリー」の減産を見直して、生産を拡大させることが29日わかったと報じた。
記事によれば、悪化していた半導体市況が改善しているためのもよう。関係者によると、需要次第で今年3月にも9割程度の稼働率まで戻す見通しだ。業績悪化に歯止めをかけ、巨額の投資資金を確保し反転攻勢につなげるとしている。
同社の主要取引先の一つがキオクシアHDであることから、報道受けて業績寄与に期待した買いが優勢となっている。
★11:11 IHI-反発 台湾・大林発電所におけるアンモニア燃焼技術導入に向けた検討を開始
IHI<7013.T>が反発。同社は1日、台湾の公営電力会社である台湾電力、住友商事<8053.T>と3社共同で、台湾のCO2排出削減を目指し、台湾電力が有する大林発電所において、燃料アンモニアの経済性の検証、アンモニア燃焼技術の適用検討および実証試験実施の覚書を2月29日に締結したと発表した。
同覚書において2030年末までにアンモニア燃焼5%以上の実証試験実施を目指すとともに、将来的なアンモニア比率の拡大に向けて共同で検討を進めるとしている。
IHI<7013.T>が反発。同社は1日、台湾の公営電力会社である台湾電力、住友商事<8053.T>と3社共同で、台湾のCO2排出削減を目指し、台湾電力が有する大林発電所において、燃料アンモニアの経済性の検証、アンモニア燃焼技術の適用検討および実証試験実施の覚書を2月29日に締結したと発表した。
同覚書において2030年末までにアンモニア燃焼5%以上の実証試験実施を目指すとともに、将来的なアンモニア比率の拡大に向けて共同で検討を進めるとしている。
★11:19 日立製作所-3日ぶり反発 2国間を結ぶHVDC連系線の制御システムの更新を受注
日立製作所<6501.T>が3日ぶり反発。同社傘下の日立エナジーは1日、フィンランドとエストニアを相互連系するHVDC連系線「エストリンク1」の制御システムの更新を受注したと発表した。
今回の更新は、エストリンク1の制御・保護機能を強化するとともに、欧州の電力市場の信頼性・可用性向上に貢献するとしている。
日立製作所<6501.T>が3日ぶり反発。同社傘下の日立エナジーは1日、フィンランドとエストニアを相互連系するHVDC連系線「エストリンク1」の制御システムの更新を受注したと発表した。
今回の更新は、エストリンク1の制御・保護機能を強化するとともに、欧州の電力市場の信頼性・可用性向上に貢献するとしている。
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