前場コメント No.3 サクシード、倉元、ホッカンHD、Eインフィニティ、日東工、グロームHD

2024/03/04(月) 11:30
★9:06  サクシード-買い気配 無配だった配当予想14円に 初配実施
 サクシード<9256.T>が買い気配。同社は1日、従来無配としていた24.3期の年間配当予想を14円(前期は無配)に修正し、初配当を実施すると発表した。

 同社はこれまで、事業基盤の整備を優先することが株主価値の最大化に資するとの考えから、その原資となる内部留保の充実を基本方針としていたが、将来の事業展開に備えた内部留保を確保しつつ、株主への安定的な配当の実施を通じた利益還元を行うことが可能と判断したとしている。


★9:06  倉元製作所-買い気配 新株予約権などで6.9億円調達 新規事業のための事業買収資金などに充当
 倉元製作所<5216.T>が買い気配。同社は1日、顧問の渡辺敏行氏、取引先の那須マテリアル(栃木県大田原市)を割当先とする第三者割り当てによる新株式の発行、ならびに渡辺氏を割当先とする第三者割当による第3回新株予約権の発行を行うと発表した。

 新株式の払込期日は3月25日~4月10日。発行株式数は162万4000株。発行価額は1株につき117円。新株予約権の割当日は4月10日。発行数は3万5715個(潜在株式数357万1500株)。行使価額は140円。

 差引手取概算額として6億9361万0665円を調達し、新規事業のための事業買収資金や金融債務弁済の資金などに充当する。発行済み株式総数に対する希薄化率は最大で15.51%。

 併せて、定款を一部変更することも発表した。事業目的に、半導体製造装置の製造販売やペロブスカイト太陽電池の設計、開発など複数項目を追加する。3月28日開催予定の定時株主総会に付議するとしている。株価は新規事業への期待から買われている。

★9:07  ホッカンHD-3日ぶり大幅反発 通期最終益を上方修正 コスト低減が寄与
 ホッカンホールディングス<5902.T>が3日ぶり大幅反発。同社は1日、24.3期の連結純利益予想を従来の16.0億円から29.0億円(前期は20.1億円の赤字)に上方修正すると発表した
 
 連結子会社の日本キャンパックの一部充填設備において、使用が見込めなくなり、投資額の回収が見込めなくなったため、減損損失として約8億円を特別損失に計上した。一方で、ペットボトル製品が堅調に推移し、コストダウンに努めたことや、エネルギーコストが想定を下回ったことなどが寄与したことで、親会社株主に帰属する当期純利益は前回予想を上回る見込みとなったことを踏まえた。

★9:07  ホッカンHD-3日ぶり大幅反発 インドネシアの子会社で生産ライン増設
 ホッカンホールディングス<5902.T>が3日ぶり大幅反発。同社は1日、同日開催の取締役会において、連結子会社であるPT HOKKAN INDONESIA(以下、ホッカン・インドネシア)における生産ライン増設を決議したと発表した。清涼飲料無菌充填ラインに7500億インドネシアルピア(約71.4億円)を投じるという。
 
 同国で清涼飲料市場が拡大する中、既存顧客からの増産要求に加えて新たな引き合いも増加しており、同社の生産キャパシティを超える状況となっているという。この傾向は今後も継続する見込みであることから、生産ライン増設により大手顧客の需要を取り込んでいくとしている。

★9:07  アースインフィニティ-大幅高 同社株式の所属業種が「電気・ガス業」に変更へ
 アースインフィニティ<7692.T>が大幅高。同社は1日、上場している東京証券取引所スタンダード市場における同社株式の所属業種が、証券コード協議会の決定により、現在分類されている「小売業」から「電気・ガス業」に変更されることとなったと発表した。

★9:08  日東工業-4日続伸 合弁会社「EMソリューションズ」の事業開始
 日東工業<6651.T>が変わらずを挟んで4日続伸。同社は1日、FAプロダクツ(東京都港区)、三社電機製作所<6882.T>および徳倉建設<1892.NG>と、合弁会社EMソリューションズの事業を開始したと発表した。
 
 2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、EMソリューションズは再生可能エネルギーの導入に不可欠な電力シミュレーションおよびコンサルティングから設計、施工、保守メンテナンスを、4社それぞれの強みを活かし、顧客により付加価値の高いサービスをワンストップで実現するとしている。

★9:09  グロームHD-3日ぶり反発 連結子会社でホスピス住宅事業を開始
 グローム・ホールディングス<8938.T>が3日ぶり反発。同社は1日、連結子会社であるグローム・マネジメント(以下GMMA)の取締役会において、新規事業としてホスピス住宅事業を開始することを決議したと発表した。
 
 「ホスピス住宅事業」とは、「終末期で病院での診療対象外の患者が在宅のように生活可能なホスピス住宅へ」をコンセプトとしたホスピス専門施設で、GMMAの直営施設として24年7月に開業を予定しているという。該施設はGMMAのアライアンス先の協力のもと、利用可能な遊休不動産を活用し、北海道・旭川市に第1号施設として、24年7月の開業に向けて着工するとしている。


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