前場コメント No.1 大林組、ソシオネクスト、ファンペップ、三洋貿易、日本ラッド、HPCシステムス

2024/03/05(火) 11:31
★9:00  大林組-買い気配 期末配当30円増額へ 配当方針を変更
 大林組<1802.T>が買い気配。同社は4日、24.3期の期末配当予想を従来の21円から51円(前期末は21円)に引き上げると発表した。年間配当予想は72円(前期は42円)となる。

 併せて、配当方針を変更することも発表した。自己資本配当率(DOE)の目安を従来の3%程度から5%程度に変更する。24.3期の期末配当から適用するとしている。

★9:00  ソシオネクスト-買い気配 日経平均定期見直し 同社やディスコなど採用
 ソシオネクスト<6526.T>が買い気配。日本経済新聞社は3月4日、日経平均株価の構成銘柄の入れ替えを発表した。同社、ディスコ<6146.T>、ZOZO<3092.T>を新規採用。一方、宝ホールディングス<2531.T>、住友大阪セメント<5232.T>、大平洋金属<5541.T>を除外する。4月1日の算出から入れ替えとなる。

 また、前回の見直しで分割採用となったニトリホールディングス<9843.T>は株価換算係数が0.3から0.5に変更される。

★9:00  ファンペップ-買い気配 塩野義製薬と資本業務提携 第三者割当増資で2億円調達
 ファンペップ<4881.T>が買い気配。同社は4日、塩野義製薬<4507.T>と資本業務提携し、塩野義製薬を割当先とする、第三者割当により新株式を発行すると発表した。

 払込期日は3月21日。発行株数は158万7300株。発行価額は1株につき126円。

 差引手取概算額で1億9749万9800円を調達し、抗体誘導ペプチドFPP004Xの開発費に充当する。希薄化割合は6.55%。

★9:00  三洋貿易-売り気配 228万4100株の売り出し 東銀リースなど7社が放出
 三洋貿易<3176.T>が売り気配。同社は4日、228万4100株の売り出しおよび上限34万2600株のオーバーアロットメントによる売り出しを行うと発表した。

 売出価格は3月12日から3月14日までのいずれかの日に決める。受渡期日は3月19日~22日。売出人は、東銀リース:78万5800株、三井住友銀行:56万8000株、三井住友信託銀行:56万8000株、三菱UFJ銀行:19万8000株、農林中央金庫:16万4300株。
 
 政策保有株式を見直す動きが進むなか、取引金融機関より同社株式を売却したい旨の意向を確認した。同社株式の円滑な売却の機会を提供することならびに株主層の拡大、多様化、さらなる流動性の向上をめざすことを目的に売り出しを行うとしている。

★9:01  日本ラッド-買い気配 通期営業益を上方修正 組み込みライセンスのロイヤリティ収入増が寄与
 日本ラッド<4736.T>が買い気配。同社は4日、24.3期の連結営業利益予想を従来の1.5億円から2.5億円(前期比2.9倍)に上方修正すると発表した。IoTセグメントにおいて、組み込みライセンス商流の予想を上回る一時的急拡大があり、それに伴うロイヤリティ収入増により公表予想を上回る結果となったことを踏まえた。

★9:02  HPCシステムズ-買い気配 ENEOSら共同開発の「GRRM20 with Matlantis」提供開始
 HPCシステムズ<6597.T>が買い気配。同社は4日、Preferred Computational ChemistryおよびENEOSホールディングス<5020.T>傘下のENEOSと共同開発した「GRRM20 with Matlantis」の提供を11日から開始すると発表した。

 「GRRM20 with Matlantis」は、反応物の情報から量子化学計算レベルの精度で極めて高速に反応経路を自動探索できるソフトウェア。国内でのサービス展開とともに、グローバルスタンダードのソリューションとして海外にも順次展開するとしている。


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