前場コメント No.10 トヨタ、塩野義、ダイキン、三菱ケミG、セリア、IKHD

2024/03/06(水) 11:32
★10:25  トヨタ-新高値 ブラジルに3300億円投資 小型HVを生産=日経
 トヨタ自動車<7203.T>が新高値。日本経済新聞電子版は6日9時23分、同社が5日に、ブラジルで2030年までに110億レアル(約3300億円)を投資することを発表したと報じた。

 記事によれば、エタノールを燃料に走行できるフレックス燃料ハイブリッド車(HV)の小型車を25年から生産する予定だという。サンパウロ州のソロカバ工場を拡張して、30年までに新たに2000人を直接雇用するようだ。8000人の間接雇用につながり、計画のうち50億レアルは26年までに投資するもよう。同州のインダイアトゥバ工場は26年までに閉鎖するとしている。

★10:26  塩野義製薬-9日続伸 COVID-19治療薬「ゾコーバ」が日本における通常承認を取得
 塩野義製薬<4507.T>が9日続伸。同社は5日、COVID-19治療薬「ゾコーバ錠125mg」(以下ゾコーバ)について、「SARS-CoV-2による感染症」の適応で日本において緊急承認を取得した後、通常承認申請を実施し、同日付で通常承認を取得したと発表した。
 
 今回の承認により、日本においてゾコーバがより安心して使用されるようになり、重症化リスク因子の有無にかかわらず幅広いCOVID-19患者の治療に貢献するとしている。

★10:41  ダイキン工業-SBIが目標株価引き下げ 短期業績は視界不良
 ダイキン工業<6367.T>がもみ合い。SBI証券では、短期業績は視界不良とし、投資判断は「買い」を継続、目標株価を31000円→25000円に引き下げた。

 同社は売価アップや継続的なコストダウンを成し遂げているが、SBIでは24.3期業績は販売数量減少と先行投資負担をカバーできず踊り場と見込んでいる。一方、同社の中期成長力はエアコン普及率が低い「赤道付近の国々(インド、メキシコなど)」への切れ目ない成長投資で高まるばかりとみられ、25.3期業績は主要国の利下げを追い風に2期ぶりの過去最高益を予想。目標株価は引き下げるものの、投資判断は「買い」を継続するとしている。

★10:41  三菱ケミカル-3日ぶり反発 24年度めど電解液4割増 日英米で増産投資と伝わる
 三菱ケミカルグループ<4188.T>が3日ぶり反発。6日付けの日刊工業新聞は、同社が国内外でリチウムイオン電池用電解液の生産能力を増強すると報じた。記事によれば、英国、日本、米国で増産投資を実施し、2024年度をめどにグローバルでの生産能力を現状比約40%増の年間9万トン程度に引き上げるとしている。

★10:43  セリア-急騰 2月既存店売上高7%増 全店は11%増
 セリア<2782.T>が急騰。同社は5日、2月の既存店売上高が前年同月比7.0%増だったと発表した。全社売上高は同11.1%増だった。

★10:45  IKHD-4日続伸 2月度の売上高9%増
 IKホールディングス<2722.T>が4日続伸。同社は6日10時、2月度の連結売上高は11.4億円(前年同月比9.0%増)だったと発表した。

 ダイレクトマーケティング事業において、ECとショップ販路の売り上げが伸びた。セールスマーケティング事業で韓国コスメの売り上げが拡大したことなども寄与した。


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