前場コメント No.2 アオイ電子、トーホー、キッズバイオ、若築建、浜木綿、シルバーライフ
★9:02 アオイ電子－売り気配 通期最終損益を下方修正 減損計上など響く
アオイ電子<6832.T>が売り気配。同社は11日、24.3期通期の連結純損益予想を従来の9.3億円の赤字から50.0億円の赤字（前期は0.1億円の黒字）に下方修正すると発表した。
携帯情報端末や民生機器向け部品の急激な市況悪化からの回復ペースが鈍く、在庫調整局面が長期化している。また、今後の事業計画および回収可能性を勘案し、同社が保有する固定資産および一部の連結子会社の保有する固定資産について減損損失を計上する見込みとなったことなども響く。
アオイ電子<6832.T>が売り気配。同社は11日、24.3期通期の連結純損益予想を従来の9.3億円の赤字から50.0億円の赤字（前期は0.1億円の黒字）に下方修正すると発表した。
携帯情報端末や民生機器向け部品の急激な市況悪化からの回復ペースが鈍く、在庫調整局面が長期化している。また、今後の事業計画および回収可能性を勘案し、同社が保有する固定資産および一部の連結子会社の保有する固定資産について減損損失を計上する見込みとなったことなども響く。
★9:02 トーホー－売り気配 今期営業益7％減見込む 前期は2.1倍
トーホー<8142.T>が売り気配。同社は11日、25.1期通期の連結営業利益予想を73.0億円（前期比6.6％減）に、年間配当予想を110円（前期は90円）にすると発表した。人件費、運賃などの諸経費上昇により減益を見込む。
24.1期通期の連結営業利益は78.2億円（前の期比2.1倍）だった。個人消費回復、インバウンド需要増により、外食産業への販売が伸長した。新規獲得も寄与し、売上高、各利益ともに過去最高となった。期末配当については、従来予想の35円に対し55円に決定した。
併せて、25.1期～27.1期までの3カ年を対象とする中期経営計画を策定したことも発表した。財務目標として、売上高は2650億円、純利益は45億円と過去最高水準の達成をめざす。資本コストや株価を意識した経営にも着実に取り組み、当面の目標として27.1期において、ROE10.0％以上、PBR1.0倍以上の水準の確保をするとしている。
なお、株価は今期の営業減益見通しを受けて売りが優勢となっている。
トーホー<8142.T>が売り気配。同社は11日、25.1期通期の連結営業利益予想を73.0億円（前期比6.6％減）に、年間配当予想を110円（前期は90円）にすると発表した。人件費、運賃などの諸経費上昇により減益を見込む。
24.1期通期の連結営業利益は78.2億円（前の期比2.1倍）だった。個人消費回復、インバウンド需要増により、外食産業への販売が伸長した。新規獲得も寄与し、売上高、各利益ともに過去最高となった。期末配当については、従来予想の35円に対し55円に決定した。
併せて、25.1期～27.1期までの3カ年を対象とする中期経営計画を策定したことも発表した。財務目標として、売上高は2650億円、純利益は45億円と過去最高水準の達成をめざす。資本コストや株価を意識した経営にも着実に取り組み、当面の目標として27.1期において、ROE10.0％以上、PBR1.0倍以上の水準の確保をするとしている。
なお、株価は今期の営業減益見通しを受けて売りが優勢となっている。
★9:02 キッズバイオ－買い気配 米国ＦＤＡ基準に準拠した乳歯歯髄幹細胞のマスターセルバンクを製造完了
キッズウェル・バイオ<4584.T>が買い気配。同社は11日、細胞治療事業の海外展開を見据え、新たに米国ＦＤＡ（アメリカ食品医薬品局）基準に準拠した乳歯歯髄幹細胞（SHED）のマスターセルバンクの製造を完了したと発表した。
同社は独自のプラットフォームである「S-Quatre」で、乳歯を提供するドナーが登録できる仕組みから、“薬のもと”となるSHEDのマスターセルバンク製造までの一連のSHED原料供給システムを提供している。
ドナーの適格要件については、日本と米国ＦＤＡの規制に相違があった。そこで、日米両国の基準を満たす方法でドナーから乳歯の提供を受け、品質基準下での製造を行うことで、SHEDのマスターセルバンクを完成させるに至ったとしている。
キッズウェル・バイオ<4584.T>が買い気配。同社は11日、細胞治療事業の海外展開を見据え、新たに米国ＦＤＡ（アメリカ食品医薬品局）基準に準拠した乳歯歯髄幹細胞（SHED）のマスターセルバンクの製造を完了したと発表した。
同社は独自のプラットフォームである「S-Quatre」で、乳歯を提供するドナーが登録できる仕組みから、“薬のもと”となるSHEDのマスターセルバンク製造までの一連のSHED原料供給システムを提供している。
ドナーの適格要件については、日本と米国ＦＤＡの規制に相違があった。そこで、日米両国の基準を満たす方法でドナーから乳歯の提供を受け、品質基準下での製造を行うことで、SHEDのマスターセルバンクを完成させるに至ったとしている。
★9:03 若築建設－買い気配 通期営業益を上方修正 期末増配も発表
若築建設<1888.T>が買い気配。同社は11日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の53.0億円（前期比15.0％減）から64.0億円（同2.6％増）に、期末配当予想を100円から120円（前期末は100円）に上方修正すると発表した。
複数案件での設計変更に伴う請負金額の増加により完成工事高の増加が想定される。これにより、完成工事総利益率が想定を上回る見通しとなった。年間配当予想も同額となる。
若築建設<1888.T>が買い気配。同社は11日、24.3期通期の連結営業利益予想を従来の53.0億円（前期比15.0％減）から64.0億円（同2.6％増）に、期末配当予想を100円から120円（前期末は100円）に上方修正すると発表した。
複数案件での設計変更に伴う請負金額の増加により完成工事高の増加が想定される。これにより、完成工事総利益率が想定を上回る見通しとなった。年間配当予想も同額となる。
★9:03 浜木綿－買い気配 上期累計営業益9倍 各種施策が奏功
浜木綿<7682.T>が買い気配。同社は11日、24.7期2Q累計（8-1月）の連結営業利益は1.5億円（前年同期比9.4倍）だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は77.0％。
「新町中華」をコンセプトとした日常マーケット新業態の出店強化、各種フェアによる集客のほか、消費者のライフスタイルの変化に対応した店舗づくりを行うための改装も寄与した。
浜木綿<7682.T>が買い気配。同社は11日、24.7期2Q累計（8-1月）の連結営業利益は1.5億円（前年同期比9.4倍）だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は77.0％。
「新町中華」をコンセプトとした日常マーケット新業態の出店強化、各種フェアによる集客のほか、消費者のライフスタイルの変化に対応した店舗づくりを行うための改装も寄与した。
★9:04 シルバーライフ－買い気配 上期累計営業益18％増 FC加盟店が堅調
シルバーライフ<9262.T>が買い気配。同社は11日、24.7期2Q累計（8-1月）の連結営業利益は4.9億円（前年同期比17.6％増）だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は64.5％。
FC加盟店セグメントにおいて、2023年9月より3％の卸価格の改定を実施したほか、FCオーナー募集広告の強化、開業の負担を軽減した契約プランの提案などの出店数を増加させるための各種施策が奏功した。
シルバーライフ<9262.T>が買い気配。同社は11日、24.7期2Q累計（8-1月）の連結営業利益は4.9億円（前年同期比17.6％増）だったと発表した。通期計画に対する進ちょく率は64.5％。
FC加盟店セグメントにおいて、2023年9月より3％の卸価格の改定を実施したほか、FCオーナー募集広告の強化、開業の負担を軽減した契約プランの提案などの出店数を増加させるための各種施策が奏功した。
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