前場コメント No.7 テックファーム、アイザワ証G、TOPPANHD、Kudan、yutori、ゼンリン

2024/03/14(木) 11:32
★10:19  テックファーム-反発 グループ会社が高精細3Dコンテンツ制作サービスを提供開始
 テックファームホールディングス<3625.T>が反発。同社は14日、グループ会社のギャラクシーズ(東京都豊島区)が、表面再構成AIを活用した高精細3Dコンテンツとビデオシースルー方式の複合現実技術により、現実とバーチャルを一体化させた仮想空間を構築する技術を開発し、高精細複合現実コンテンツ制作サービスとして提供を開始したと発表した。

 ギャラクシーズは、VR、AI、データサイエンスなど、最先端技術の研究開発に基づく事業を展開している。一般社団法人東京ステーションシティ運営協議会と共同で、本技術を活用した体験型コンテンツを3月20日から23日に東京駅で開催される北陸新幹線延伸記念イベントで初披露するとしている。

★10:20  アイザワ証券-大幅高 極東証券が資本政策変更で買い殺到 中堅証券に思惑買い
 アイザワ証券グループ<8708.T>が大幅高。増配などの思惑から中堅証券株が買われている。
 
 極東証券<8706.T>が13日12時に、配当方針を変更すると発表。連結配当性向の基準を50%から70%に引き上げるとともに、24.3期の期末配当を80円にする予定とした。年間配当は110円(前期は30円)と大幅な増配になる見通し。これを受けて同日はストップ高まで上昇。きょうは買いが殺到して寄り付いていない。
 
 この状況から同業にも資本政策の変更を期待した買いが入っているもようで、東洋証券<8614.T>、いちよし証券<8624.T>、水戸証券<8622.T>なども大幅高となっている。

★10:25  TOPPANHD-4日ぶり大幅反発 シンガポールにFC-BGA基板の生産拠点を新設
 TOPPANホールディングス<7911.T>が4日ぶり大幅反発。同社は14日、グループ会社であるTOPPANが、シンガポールに高密度半導体パッケージのFC-BGA(Flip Chip Ball Grid Array)基板の生産拠点を新設し、生産能力を拡大すると発表した。
 
 新工場では、新潟工場で培ってきた基板製造ノウハウや最先端の自動化ラインを導入し、世界最高水準の品質と歩留まりの実現をめざす。TOPPANは、2027年度までにFC-BGA事業で2022年度対比で2.5倍以上の生産能力拡大をめざすとしている。

★10:32  Kudan-大幅安 14日より増し担保金徴収措置を実施
 Kudan<4425.T>が大幅安。日本証券金融(日証金)は13日、同社株について14日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率が50%(うち現金担保分20%)に引き上げられる。

★10:32  yutori-大幅安 14日より増し担保金徴収措置を実施
 yutori<5892.T>が大幅安。日本証券金融(日証金)は13日、同社株について14日より増し担保金徴収措置を実施すると発表した。貸借担保金率が50%(うち現金担保分20%)に引き上げられる。

★10:33  ゼンリン-反発 子会社Will Smartのグロース上場が承認
 ゼンリン<9474.T>が反発。同社は13日、連結子会社であるWill Smartの東京証券取引所グロース市場への新規上場が承認されたと発表した。

 同社が保有する株式の一部を売り出すため、Will Smartは連結子会社から持分法適用関連会社となる予定。Will Smartが提供するDXソリューションは同社サービスとの親和性が高く、地図データの利活用などにおいて今後もパートナーであり続けることが両社の企業価値向上に資すると考えている。このため、上場後も関連会社として継続保有する方針としている。


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