〔Market Flash〕香港株は回復に向かう可能性が高い~東海東京

2024/03/14(木) 13:45
【13:45】香港株は回復に向かう可能性が高い~東海東京  東海東京調査センターでは中国株に関するリポートの中で、米国の金融政策が少なからず中国の金融政策の動向のキーとなる可能性を指摘している。米国で年内の利下げ可能性が高まっていることは、中国当局にとっては好都合といえる。ただ、米国の物価の低下が想定以上に緩慢で利下げペースが非常に緩やかである場合は、中国当局が機動的な金融緩和に踏み切れない可能性もあるとみている。ドルペッグ制を採用している香港市場に関しては、米国の金融政策の影響を中国本土市場より受けやすいと東海東京では予想。米国の年内利下げが視野に入ってきている中、香港株式市場は回復に向かう可能性が高いと考えている。 【13:10】日銀会合での焦点は今後の政策運営への「トーン」~SMBC日興  SMBC日興証券では、日銀が3月会合でマイナス金利解除に向けて動き出すとの見方が高まっていることに関して、焦点となるのは、日銀会合での声明がハト派的なものになるかタカ派的なものになるかであるとコメントしている。日銀のスタンスがハト派的なものと捉えられれば、短期的に円高が進行したとしても、結局は日米金利差で説明される水準に戻っていくと考えられる。SMBC日興では、現在であれば145円/ドル辺りがリーズナブルな水準とみており、この場合、今後のセクター選好については、グローバル製造業PMIの回復が見えてくるのはこれからであることから、引き続き外需セクターや製造業が中心になると考えている。 【10:10】銀行株は良好な株価パフォーマンスが続くと予想~みずほ  みずほ証券では、銀行セクターに「強気」の投資判断を継続している。24.3期4Q決算は外債・円債ロスカットやクレジットコストの予防的な積み増しなどが行われると想定しているが、預貸金利益や手数料収益の増加といったコアの本業利益が引き続き堅調に推移すると予想。25.3期最終増益ガイダンスや株主還元の発表も相次ぐと期待している。加えて、日銀の金融政策変更期待が株価を下支えする展開を想定し、良好な株価パフォーマンスが継続すると予想している。 【9:50】インドは主要国最速の経済成長を継続~東海東京  東海東京調査センターでは、インドの2023年10-12月期の実質GDP成長率が前年同期比で8%を超える成長となったことに注目している。インドSENSEX指数は1月半ばにかけて連日のように過去最高値を更新した後は上げ一服となっていたが、GDP発表後に再び最高値を更新した。東海東京では、総選挙が迫っていることを踏まえれば、一本調子での上げが続くとは限らないとみている。しかし、(1)主要国・地域で最速の経済成長が続く見通し、(2)中銀のタカ派姿勢に変化の兆しが見え始めている、(3)総選挙ではモディ首相率いる与党・インド人民党が勝利することで政治情勢の安定が続くと見込まれている―ことなどを踏まえれば、この先もトレンドとしての株価上昇は続くと考えている。 【8:45】寄り前気配は雪印メグ、アズビル、リコー、TISが高い気配値  主力株の寄り前気配では、雪印メグ<2270>+10.14%、アズビル<6845>+6.72%、リコー<7752>+5.32%、TIS<3626>+5.10%、ナブテスコ<6268>+5.08%、菱地所<8802>+4.69%、三和HD<5929>+4.33%、NRI<4307>+3.99%、ミスミG<9962>+3.87%などが高い気配値。  一方、東海理化<6995>-5.80%、きんでん<1944>-4.34%、三井化学<4183>-3.18%、北越コーポ<3865>-3.17%、東洋水産<2875>-3.01%、東京精<7729>-2.63%、中外薬<4519>-2.56%、三浦工<6005>-2.54%などが安い気配値となっている。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,073.98 -128.39
TOPIX 2,713.46 +7.03
グロース250 652.97 -1.92
NYダウ 39,056.39 +172.13
ナスダック総合 16,302.76 -29.80
ドル/円 155.86 +0.34
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ