前場コメント No.5 USENNEXT、さくら、Eインフィニティ、しまむら、QPS研究、丹青社

2024/03/18(月) 11:31
★9:43  USENNEXT-東海東京が目標株価を引き上げ DXサービスも安定成長が続く
 USEN-NEXT HOLDINGS<9418.T>が急伸。東海東京インテリジェンス・ラボでは、U-NEXT好調、DXサービスも安定成長が続くと予想。投資判断は「Outperform」を継続、目標株価は4800円→5630円に引き上げた。

 東海東京では、コンテンツ配信、通信、エネルギー事業の好調を勘案し業績予想を見直した。営業利益予想は、24/8期が274億円(前年比27.2%増)、25/8期が312億円(同13.7%増)。当面の上昇のカタリストは、(1)TBSや SPOTV NOWとの提携に伴うコンテンツ拡充によるU-NEXTの会員数増加、(2)リオープンによる飲食店やホテルなどの店舗向けビジネスの回復という考えに変更はないという。

★9:53  さくらインターネット-大幅高 18日より増し担保金徴収措置を解除
 さくらインターネット<3778.T>が大幅高。日本証券金融(日証金)は15日、同社株について18日より増し担保金徴収措置を解除すると発表した。株価は規制措置の解除を受けて、買いが優勢となっている。

★9:54  アースインフィニティ-6日続落 通期営業益を下方修正 上期累計は営業赤字転落
 アースインフィニティ<7692.T>が6日続落。同社は15日、24.7期通期の営業利益予想を従来の6.1億円から2.9億円(前期比51.4%減)に下方修正すると発表した。24.7期2Q累計の実績および足元の業績動向などを踏まえた。

 24.7期2Q累計(8-1月)の営業損益は1500万円の赤字(前年同期は4.0億円の黒字)だった。会社計画の1.6億円の黒字から下振れて着地した。

 例年に比べ異常な暖冬傾向が続いたことによって、全国的に電力消費量が低下したほか、相対契約(固定価格による仕入れ契約)よりも市場価格が低価格に推移したことが響いた。

★9:56  しまむら-大幅反発 マネックス系から株主提案受領 剰余金の配当方針について
 しまむら<8227.T>が大幅反発。同社は15日、マネックスグループ<8698.T>系の投資ファンドであるマネックス・アクティビスト・マザーファンドより2024年5月開催予定の第71期定時株主総会において、株主提案を行う旨の書面を受領したと発表した。

 株主提案は定款一部変更の件(剰余金の配当方針)に関する内容となっている。同社は株主提案の内容を慎重に検討し、取締役会の意見がまとまり次第速やかに開示するとしている。

 同ファンドは、マネックス・アセットマネジメントが運用する公募型投資信託「マネックス・アクティビスト・ファンド(愛称:日本の未来)」の実質的な運用を行っている。

★9:56  QPS研究所-大幅高 18日より増し担保金徴収措置を解除
 QPS研究所<5595.T>が大幅高。日本証券金融(日証金)は15日、同社株について18日より増し担保金徴収措置を解除すると発表した。株価は規制措置の解除を受けて、買いが優勢となっている。

★10:01  丹青社-急落 今期営業益3%増見込む 前期は6.3倍
 丹青社<9743.T>が急落。同社は15日、25.1期通期の連結営業利益予想を40.0億円(前年同期比3.0%増)に、年間配当予想を30円(前期は30円)にすると発表した。需要を確実に取り込み、収益性の改善を図るとしている。

 24.1期通期の連結営業利益は38.8億円(前の期比6.3倍)だった。需要の回復により売上高が増加した。商業その他施設事業において、利益率の高い案件を計上したことも寄与した。

 なお、今期の見通しが物足りないとの見方もあり、株価は売りが優勢となっている。


関連ニュース
日本株の最新ニュース
マーケットデータ
日経平均 38,229.11 +155.13
TOPIX 2,728.21 +14.75
グロース250 650.23 -2.74
NYダウ 39,512.84 +125.08
ナスダック総合 16,340.87 -5.40
ドル/円 155.71 +0.21
プレミアム銘柄の最新情報
ページTOPへ