前場コメント No.6 バルテスHD、パナソニックH、新都HD、GMO、ブラザー、ソニーG

2024/04/19(金) 11:32
★9:32  バルテスHD-3日ぶり反落 要素パスを取得する技術で特許取得
 バルテス・ホールディングス<4442.T>が3日ぶり反落。同社は18日、グループのバルテスが開発するテスト自動化ツール「T-DASH」に実装した、画面に表示されている自然言語から対象のオブジェクトの要素パスを取得する技術について、特許を取得したと発表した。
 
 同技術では、テスト実行を自動的に行う際の、「操作対象オブジェクト」および「要素名」それぞれの表示位置に応じた対応関係情報を導出することにより、前記対応関係情報を取得し、画面に表示されている文字から対応する要素のパスを自動的に取得することができるとしている。
 
 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★9:39  パナソニックHD-続伸 iPS細胞活用のがん治療法を共同研究
 パナソニックホールディングス<6752.T>が続伸。同社は18日、京都大学iPS細胞研究所、シノビ・セラピューティクス(京都府京都市)と、共同開発契約を締結し、iPS細胞を活用した新たながん治療方法の確立と普及をめざすすプロジェクトを発足したと発表した。
 
 同プロジェクトでは、T細胞の再生までのプロセスの処理を実行する専用機器「My T-Server」を開発し、施設・機器の小型化・低コスト化と治療の短期間化の実現をめざすとしている。

★9:40  新都HD-ストップ高買い気配 簡易株式交付で北山商事を子会社化へ
 新都ホールディングス<2776.T>がストップ高買い気配。同社は18日、簡易株式交付により金属リサイクルや廃棄物処理などを手がける北山商事(長野県長野市)を子会社化すると発表した。

 同社はは金属リサイクル事業の仕入れの約70%を北山商事から行っており、貿易事業のいっそうの拡大を図るため、主要取引先である北山商事を被買収候補として2023年8月ごろより交渉を重ねていた。北山商事の子会社化により、両社の企業規模の拡大やコストの削減、新たな市場開拓や顧客との新規取引開始、売り上げや利益の増加が期待できるとしている。

★9:42  GMOインターネット-反落 生成AI向けのGPUクラウドサービスを国内最速提供へ
 GMOインターネットグループ<9449.T>が反落。同社は19日9時3分、2024年4月15日に経済安全保障推進法に基づく特定重要物資である「クラウドプログラム」の供給確保計画に関して、経済産業省の認定を受けたと発表した。
 
 日本のAI産業の拡大のため、生成AIの基盤となるクラウドインフラの提供に向けて、約100億円規模のGPUサーバーへ投資するという。国内のホスティング事業者としていち早く2024年12月をめどに、「NVIDIA H200 Tensor コア GPU」を採用した超高速なGPUクラウドサービスを提供する予定としている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★9:42  ブラザー工業-底堅い 「サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ」に参画
 ブラザー工業<6448.T>が底堅い。同社は18日、サーキュラーエコノミーの実現に向けた活動を推進するため、2023年9月に経済産業省が立ち上げた「サーキュラーエコノミーに関する産官学のパートナーシップ」に参画したと発表した。
 
 同参画により、サーキュラーエコノミーに関する定量的の目標達成度を定期的に報告するとともに、得られた有益な情報を自社の活動に生かすとしている。

★9:45  ソニーG-反落 パラマウントへの共同買収提案でアポロと交渉中と伝わる
 ソニーグループ<6758.T>が反落。ブルームバーグ通信は19日、同社が米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントと、米映画・テレビ大手パラマウント・グローバルの買収に向け共同提案する方向で協議していると報じた。

 記事によれば、事情に詳しい関係者1人が明らかにしたもよう。同社とアポロは、パラマウントの株式に対して現金での買収案を提示し、合弁事業を通じて同社を非公開化する計画としている。

 同内容については、ニューヨークタイムズが18日に先に報じていた。パラマウントの株価は時間外で10%超上昇している。なお、同社の株価への反応は限定的だ。


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