前場コメント No.4 ジンジブ、ハマイ、オークワ、みずほ、テクノスマート、商船三井

2024/06/28(金) 11:30
★9:06  ジンジブ-急騰 高卒採用 27年ぶり大卒上回る伸び 来年度計画=日経
 ジンジブ<142A.T>が急騰。28日付の日本経済新聞朝刊は、高卒人材の需要が高まってきたと報じた。日本経済新聞社の採用計画調査によると、2025年度の採用計画数は24年度実績に比べ高卒が19.9%増、大卒が15.6%増で伸び率が逆転したのは1998年度以来、27年ぶりだという。
 
 記事によると、AIやロボットに代替できない現場勤務のある職種は、サービス業や建設業を中心に人手不足が深刻だという。現場労働者不足の常態化をにらみ、若手人材の採用を手厚くするとしている。
 
 報道を受け、高校生特化の新卒支援や高卒社会人の教育、研修サービスを展開する同社に買いが入っている。

★9:06  ハマイ-続落 通期最終益を下方修正 独占禁止法関連損失が響く
 ハマイ<6497.T>が続落。同社は27日、24.12期通期の連結純利益予想を従来の9.0億円から4.5億円(前期比50.5%減)に下方修正すると発表した。

 公正取引委員会から液化石油ガス容器用バルブの販売に関して、独占禁止法に基づく排除措置命令および課徴金納付命令を受けたことにより、24.12期2Qにおいて納付すべき課徴金4億5459万円を独占禁止法関連損失額として特別損失に計上する見込みとなったことを踏まえた。

★9:07  オークワ-急落 1Q営業赤字転落 売上原価増加などが響く
 オークワ<8217.T>が急落。同社は27日、25.2期1Q(2-5月)の営業損益は3800万円の赤字(前年同期は600万円の黒字)だったと発表した。

 売上原価の増加などが響いた。

★9:07  みずほFG-6日続伸 サウジに地域統括拠点 設立を申請=日経
 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が6日続伸。28日付の日本経済新聞朝刊は、同社がサウジアラビアに中東地域の統括拠点を設立するための申請を関係当局に届け出ていることが27日、わかったと報じた。
 
 記事によると、同社は2009年からリヤドに現地法人を構えて、日本企業の進出支援や現地企業との提携に関する助言業務などをてがけているという。設立に向けて準備している拠点は、中東地域の本社機能として企画や管理業務を担う方向で検討しているようだ。

★9:08  テクノスマート-3日続伸 立会外で85万株・14億3650万円を上限に自社株買い 割合6.9%
 テクノスマート<6246.T>が3日続伸。同社は27日、85万株・14億3650万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2024年6月27日の(最終特別気配を含む)1690円で、2024年6月28日午前8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は6.9%となる。

★9:08  商船三井-3日ぶり反発 サブサハラアフリカの物流大手へ資本参加
 商船三井<9104.T>が3日ぶり反発。同社は27日、アフリカのアリスターグループと、25%の資本参加に合意したと発表した。
 
 アリスターグループは、サブサハラアフリカの8か国に事業拠点を持ち、アフリカ内陸部のコンゴ民主共和国、ザンビアから産出される銅およびコバルトなどの重要鉱物資源を沿岸輸出港にトラックで輸送するクロスボーダー物流を中心に、通関、倉庫運営、港湾での荷役作業、物流DXサービスも提供しているという。
 
 同資本参加を通じ、今後、急激な人口増加と、再生可能エネルギーとしてのポテンシャルを含めた豊富な資源による市場・商機拡大が見込まれるアフリカにおいて、同社グループの世界的なネットワーク、海運・物流の専門知識と、アリスターのアフリカ東南部地域でのクロスボーダー物流のノウハウを融合させ、アフリカで両グループがより幅広く、高品質な物流サービスを顧客に提供していくことをめざすとしている。


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