前場コメント No.8 メタリアル、野村ＨＤ、三菱ＵＦＪ、日東紡、富士電機
★9:13 メタリアル－反発 子会社と国立がん研究センターによる共同研究の進ちょくを発表
メタリアル<6182.T>が反発。同社は30日、子会社のロゼッタと国立がん研究センターによる、CSR（総括報告書）をはじめとする治験関連文書作成の自動化に関する生成AIの開発の共同研究について、今後の見通しおよび業績への影響を発表した。
同研究の売上数値への貢献としては、提携に伴う周知・アナウンス戦略及び製薬業界向け治験関連サービスならびにCSR以外の治験関連文書の受託開発案件で使用される商品・サービスに実装する技術開発早期化といった影響を見込んでいるという。
2024年6月18日のプロトタイプ確認ならびに相互協議を経た結果、25.2期の業績予想の変更はないものの、26.2期以降において「25.2月期業績予想におけるAI事業売上」の10％を超過する可能性があるとしている。
メタリアル<6182.T>が反発。同社は30日、子会社のロゼッタと国立がん研究センターによる、CSR（総括報告書）をはじめとする治験関連文書作成の自動化に関する生成AIの開発の共同研究について、今後の見通しおよび業績への影響を発表した。
同研究の売上数値への貢献としては、提携に伴う周知・アナウンス戦略及び製薬業界向け治験関連サービスならびにCSR以外の治験関連文書の受託開発案件で使用される商品・サービスに実装する技術開発早期化といった影響を見込んでいるという。
2024年6月18日のプロトタイプ確認ならびに相互協議を経た結果、25.2期の業績予想の変更はないものの、26.2期以降において「25.2月期業績予想におけるAI事業売上」の10％を超過する可能性があるとしている。
★9:14 野村ＨＤ－反発 1Q最終益3.0倍 インベストメント・マネジメント部門が好調
野村ホールディングス<8604.T>が反発。同社は30日に、25.3期1Q（4-6月）の連結最終利益（米国基準）は689.4億円（前年同期比3.0倍）だったと発表した。市場コンセンサスは589.0億円。
インベストメント・マネジメント部門が、資金純流入を伴って運用資産残高（92.5兆円）は過去最高を更新し、安定収入である事業収益が2021年4月の部門設立以降で最高となったこともあり、大幅な増益となった。ウェルス・マネジメント部門やホールセール部門が増益となったことも寄与した。
野村ホールディングス<8604.T>が反発。同社は30日に、25.3期1Q（4-6月）の連結最終利益（米国基準）は689.4億円（前年同期比3.0倍）だったと発表した。市場コンセンサスは589.0億円。
インベストメント・マネジメント部門が、資金純流入を伴って運用資産残高（92.5兆円）は過去最高を更新し、安定収入である事業収益が2021年4月の部門設立以降で最高となったこともあり、大幅な増益となった。ウェルス・マネジメント部門やホールセール部門が増益となったことも寄与した。
★9:14 三菱ＵＦＪ－反発 きょうの日銀会合で追加利上げ検討と伝わる 銀行が上昇率1位
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>が反発。日銀が31日の金融政策決定会合で追加利上げを検討しているとの報道が相次いだことから、利上げ期待によって銀行株に買いが入っている。
31日2時の日本経済新聞電子版報道によれば、現在は0～0.1％の政策金利を0.25％に引き上げる案が有力のようだ。3月にマイナス金利政策を解除したが、賃金上昇などで物価と景気はなお上向き基調にあると判断したもよう。国債買い入れを減額する量的引き締めの具体策も決めるとしている。
足元の業種別騰落率では銀行が上昇率1位となっており、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンク3行がそろって高い。
三菱ＵＦＪフィナンシャル・グループ<8306.T>が反発。日銀が31日の金融政策決定会合で追加利上げを検討しているとの報道が相次いだことから、利上げ期待によって銀行株に買いが入っている。
31日2時の日本経済新聞電子版報道によれば、現在は0～0.1％の政策金利を0.25％に引き上げる案が有力のようだ。3月にマイナス金利政策を解除したが、賃金上昇などで物価と景気はなお上向き基調にあると判断したもよう。国債買い入れを減額する量的引き締めの具体策も決めるとしている。
足元の業種別騰落率では銀行が上昇率1位となっており、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>などメガバンク3行がそろって高い。
★9:15 日東紡－ＭＳＭＵＦＧが目標株価引き下げ 1Q決算への警戒必要だが中期的成長の見方に変更はない
日東紡<3110.T>が4日ぶり反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、短期的には1Q決算への警戒が必要だが、スペシャルガラスがけん引する中期的成長の見方に変更はないと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を8000円→7000円と引き下げた。
ＭＳＭＵＦＧでは、26.3期業績は従来予想と比べ断熱材部門の大型設備修繕、複合材部門の需要回復ペースの見直し、資材・ケミカルならびにメディカル部門での人件費や研究開発費の増加などにより下方修正するため、目標株価も切り下げた。
昨年度までと異なる25.3期計画の温度感が市場の期待を混乱させているが、スペシャルガラスの中期的な需要増大に対する見方に変更はない。短期的には会社計画比低進ちょくにとどまる可能性のある1Q決算への警戒感が強いが、ＭＳＭＵＦＧでは決算後は中期的な成長を織り込み株価の上昇を予想している。
日東紡<3110.T>が4日ぶり反落。モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では、短期的には1Q決算への警戒が必要だが、スペシャルガラスがけん引する中期的成長の見方に変更はないと判断。投資判断「Overweight」を継続、目標株価を8000円→7000円と引き下げた。
ＭＳＭＵＦＧでは、26.3期業績は従来予想と比べ断熱材部門の大型設備修繕、複合材部門の需要回復ペースの見直し、資材・ケミカルならびにメディカル部門での人件費や研究開発費の増加などにより下方修正するため、目標株価も切り下げた。
昨年度までと異なる25.3期計画の温度感が市場の期待を混乱させているが、スペシャルガラスの中期的な需要増大に対する見方に変更はない。短期的には会社計画比低進ちょくにとどまる可能性のある1Q決算への警戒感が強いが、ＭＳＭＵＦＧでは決算後は中期的な成長を織り込み株価の上昇を予想している。
★9:16 富士電機－岩井コスモが目標株価引き上げ 中期的成長性を評価
富士電機<6504.T>が続落。岩井コスモ証券では、中期的成長性を評価。投資判断「A」を継続、目標株価を8600円→10000円と引き上げた。
同社は5月23日、新たな中期経営計画（25.3期～27.3期）を公表。成長投資は3年間で4770億円を計画し、設備投資に2600億円、R&Dに1300億円、M&A・情報投資ほかに870億円を配分する。成長分野の半導体、エネルギー、インダストリーへ重点投資を行い、パワー半導体、エネルギーマネジメント、モビリティなど成長領域で新製品投入による事業拡大を図る。またGX分野での28.3期以降の市場拡大を見据え新事業創出をめざす。海外はインドを中心に取り組みを強化する。
岩井コスモでは、同社の中期的成長性を評価し、投資判断「A」継続、目標株価を引き上げた。
富士電機<6504.T>が続落。岩井コスモ証券では、中期的成長性を評価。投資判断「A」を継続、目標株価を8600円→10000円と引き上げた。
同社は5月23日、新たな中期経営計画（25.3期～27.3期）を公表。成長投資は3年間で4770億円を計画し、設備投資に2600億円、R&Dに1300億円、M&A・情報投資ほかに870億円を配分する。成長分野の半導体、エネルギー、インダストリーへ重点投資を行い、パワー半導体、エネルギーマネジメント、モビリティなど成長領域で新製品投入による事業拡大を図る。またGX分野での28.3期以降の市場拡大を見据え新事業創出をめざす。海外はインドを中心に取り組みを強化する。
岩井コスモでは、同社の中期的成長性を評価し、投資判断「A」継続、目標株価を引き上げた。
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