後場コメント No.1 郵船、山大、VIS、オカムラ、極洋、アルコニックス

2024/08/05(月) 15:00
★12:31  日本郵船-後場下げ幅縮小 1Q最終益50%増 年間配当予想を100円増額
 日本郵船<9101.T>が後場下げ幅縮小。同社は5日12時、25.3期1Q(4-6月)の連結純利益は1102億円(前年同期比50.0%増)だったと発表した。

 コンテナ船部門において、紅海情勢に起因する需給ひっ迫や貨物需要の高まりにより、市況は前年同期の水準を大きく上回った。この環境下、持分法適用会社OCEAN NETWORK EXPRESSにおいても、前年同期比で短期運賃単価が上昇した。自動車事業が堅調だったことも寄与した。

 併せて、年間配当予想を従来の160円から260円(前期は140円)に引き上げることも発表した。中間および期末配当予想をそれぞれ80円から130円に引き上げるとしている。

★12:32  山大-大幅安 通期営業損益を下方修正 一転赤字へ
 山大<7426.T>が大幅安。同社は5日12時、25.3期通期の連結営業損益予想を従来の0.7億円の黒字から3.1億円の赤字(前期は1.5億円の赤字)に下方修正すると発表した。

 不安定な国際情勢の中、円安による物価上昇の継続などにより新設住宅着工数は軟調に推移し、先行きに懸念が広がる状況で過当競争が強まっている。仕入れ資材などの価格高騰も響く。決算発表は8月9日の予定。

 なお、株価は軟調な地合いにより前場から大きく下落している。

★12:32  VIS-後場下げ幅拡大 上期最終赤字0.9億円 研究開発費や上場費用の計上など響く
 Veritas In Silico<130A.T>が後場下げ幅拡大。同社は5日12時、24.12期上期(1-6月)の純損益は0.9億円の赤字だったと発表した。前年同期の四半期財務諸表が作成されていないため、実績の比較は記載されていない。
 
 共同創薬研究契約に基づき定期的に受け取る研究支援金や、スポット的に発生するマイルストーン収入などによる事業収入を計上した。一方、研究開発費や上場に伴う費用の計上などにより最終赤字となった。

★12:32  オカムラ-後場売り気配 1Q営業益22%減 人件費の増加など響く
 オカムラ<7994.T>が後場売り気配。同社は5日11時30分、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は45.7億円(前年同期比21.8%減)だったと発表した。

 オフィス環境事業の売上高は1Qとして過去最高となった。一方、同事業における人件費を始めとする販管費の増加などにより減益となった。

★12:34  極洋-後場プラス転換 1Q営業益28%増 水産事業セグメントが堅調
 極洋<1301.T>が後場プラス転換。同社は5日11時30分、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は31.0億円(前年同期比28.1%増)だったと発表した。

 主力の水産事業セグメントにおいて、国内販売が、相場上昇に伴う販売単価の上昇もあり、堅調に推移したことなどが寄与した。

★12:35  アルコニックス-後場下げ幅縮小 1Q営業益13%増 価格転嫁の進展など寄与
 アルコニックス<3036.T>が後場下げ幅縮小。同社は5日12時30分、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は18.0億円(前年同期比13.0%増)だったと発表した。

 電子機能材事業、アルミ銅事業、装置材料事業の3セグメントにおいて、アルミ地金、銅スクラップ、ニッケル原料などの収益率が改善したこと、費用・製造原価上昇分の販売価格への転嫁が進んだことなどが寄与した。


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