前場コメント No.2 伊藤忠、デサント、ワークマン、ポーラオルHD、味の素、長瀬産

2024/08/06(火) 11:33
★9:02  伊藤忠商事-買い気配 2800万株・1500億円を上限に自社株買い 割合は1.9%
 伊藤忠商事<8001.T>が買い気配。同社は5日、2800万株・1500億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年8月6日~2025年3月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.9%となる。

★9:03  伊藤忠商事-買い気配 1Q最終益3.1%減も自社株買いを好感
 伊藤忠商事<8001.T>が買い気配。同社は5日、25.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)は2066億円(前年同期比3.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは2192億円。

 前期3Qにおける大建工業の連結子会社化、人件費の増加および円安による経費増加などが響いた。

 なお株価は、同日発表された自社株買いが好感され、買いが優勢となっている。

★9:03  デサント-買い気配 伊藤忠系が1株で4350円でTOB 上場廃止へ
 デサント<8114.T>が買い気配。同社は5日、伊藤忠商事<8001.T>の完全子会社であるBSインベストメント(東京都港区)による同社株の公開買い付けに関して賛同の意見を表明するとともに、株主に対して同公開買い付けへの応募を推奨すると発表した。なお、上場廃止となる見込み。

 TOBの買付価格(普通株式)は1株につき4350円、普通株式の買付予定数は4198万2737株で、下限は1679万3700株。上限は設けない。2024年11月上旬頃までに公開買付けを開始することをめざすとしている。

★9:03  ワークマン-買い気配 1Q営業益1%減 コンセンサス上回る
 ワークマン<7564.T>が買い気配。同社は5日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は70.3億円(前年同期比1.1%減)だったと発表した。市場コンセンサスは63.3億円。

 期中平均店舗数の増加などにより営業総収入は増加した。一方、人件費、地代家賃、業務委託料といった販管費の増加もあり営業減益となった。

 なお、着地がコンセンサスを上回ったこともあり、株価は買いが優勢となっている。

★9:03  ポーラオルビス-売り気配 通期営業益を下方修正 上期は18%減
 ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>が売り気配。同社は5日、24.12期通期の連結営業利益予想を従来の179.0億円(前期比11.3%増)から145.0億円(同9.8%減)に下方修正すると発表した。市場コンセンサスは167.0億円。

 ポーラブランドにおいて、国内の委託販売チャネルが想定を下回る実績となったことを踏まえた。オルビスブランドは好調を継続しており、さらなるトップラインの拡大を狙うとしている。

 24.12期上期(1-6月)の連結営業利益は73.2億円(前年同期比18.4%減)だった。

★9:03  味の素-急落 1Q最終益12%減 冷凍食品セグメントでコスト増
 味の素<2802.T>が急落。同社は5日、25.3期1Q(4-6月)の連結純利益(IFRS)が240億円(前年同期比12.0%減)だったと発表した。市場コンセンサスは283億円。

 冷凍食品セグメントにおいて、戦略的費用の増加や、原材料などのコスト増があったことが響いた。

★9:04  長瀬産業-買い気配 1Q営業益54%増 電子業界向け原料の販売増加など寄与
 長瀬産業<8012.T>が買い気配。同社は5日、25.3期1Q(4-6月)の連結営業利益は107億円(前年同期比54.3%増)だったと発表した。

 為替が円安で推移するなか、機能素材セグメントにおいて塗料原料や半導体関連の電子業界向け原料の販売が増加したことや、加工材料セグメントにおけるOAなど電機・電子業界向けの樹脂販売が増加したことなどが寄与した。


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