後場コメント No.4 三菱UFJ、クロスキャット、三井不、パレモHD、手間イラズ、中国電

2025/05/27(火) 15:32
★14:08  三菱UFJ-もみ合い 全く新しいコンセプトのデジタルバンク設立へ 2026年度後半の開業めざす
 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>がもみ合い。同社は27日に、2026年度後半の開業をめざし、全く新しいコンセプトのデジタルバンクを立ち上げると発表した。

 いわゆるネット専業銀行ではなく、三菱UFJ銀行の店舗網や金融のプロによるアドバイスも利用できる、デジタルとリアルの「いいとこ取り」としての唯一無二の存在になるという。デジタルバンクを支える基盤にはGoogle Cloudのクラウド技術を活用、柔軟な基盤を通じて魅力的な手数料・金利水準を実現する。
 また、デジタルバンクの中核機能の1つとして、ウェルスナビと共同開発を進めている総合アドバイザリー・プラットフォーム・MAP(MoneyAdvisory Platform)の実装を予定するとした。

★14:19  クロスキャット-反発 2030年に向けた新経営ビジョンを公開
 クロスキャット<2307.T>が反発。同社は26日、2030年に向けた新経営ビジョンを公開したと発表した。
 
 経営ビジョンを「独立系情報企業として、持続的な企業価値向上と社会への貢献」とし、10年後の定量目標として時価総額約3倍、売上高・営業利益約2倍、社員数約1.5倍をめざす。経営ビジョン達成に向けて、高収益の維持と社会課題解決に向けた投資(人的・M&A)の両立を図るとしている。

★14:22  三井不動産-3日続伸 財務省が国債発行計画見直し検討と伝わる 10年債利回りも低下
 三井不動産<8801.T>が3日続伸。国内の10年債利回り低下が材料視されている。

 一部報道で、財務省が国債発行計画見直しを検討していると伝えられ、きょうの取引で10年債利回りは足元1.46%(前日比-0.045%)程度で推移。金利低下による借り入れ負担の減少が期待され、不動産株の一角が買われている。住友不動産<8830.T>や霞ヶ関キャピタル<3498.T>なども高い。

★14:36  パレモHD-もみ合い 5月度の既存店売上高0.8%減
 パレモ・ホールディングス<2778.T>がもみ合い。同社は26日、5月度(4月20日~5月20日)の既存店売上高は速報値で前年同月比0.8%減だったと発表した。前月比では3.3ポイント上昇した。5月度の客数は前年同月比8.3%減、客単価は同8.2%上昇となった。

★14:48  手間いらず-底堅い 韓国の旅行レジャープラットフォーム「ヨギオテ」と連携開始
 手間いらず<2477.T>が底堅い。同社は27日13時、同社が提供する複数のオンライン宿泊予約サイトを一元管理できる「TEMAIRAZU」シリーズが、韓国を代表する旅行レジャープラットフォーム「ヨギオテ」と、同日からシステム連携を開始したと発表した。
 
 今回のシステム連携により、「ヨギオテ」を利用している宿泊施設は、韓国からの集客強化で、さらなる稼働率の向上と売上増加が期待できるとしている。

★14:59  中国電力-みずほが目標株価引き下げ 引き続き配当利回りなどで割安感乏しい
 中国電力<9504.T>が反落。みずほ証券では、新しい配当性向目標と業績動向を踏まえると引き続き配当利回りなどで割安感乏しいと指摘。投資判断は「中立」を継続し、目標株価を880円→780円に引き下げた。

 みずほでは、4Q決算や新たな配当方針(配当性向12%)、市況前提を原油安・円高方向での変更などを踏まえ業績予想を見直した。引き続き配当利回りでの株価評価で割安感は乏しいうえ、財務体質が相対的に悪いことが影響してEV/EBITDA倍率での評価ができないことなども注視している。事業環境として、原発全基稼働済の電力会社と供給エリアが隣接して競争環境が厳しいことに加え、島根3号機再稼働実現の前まではフリーキャッシュフローの大幅赤字が続く見通しである点も引き続き注視としている。


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