前場コメント No.5 ゲンキGDC、ディーエムエス、フォーバルTL、ティーライフ、シュッピン、AnyMind

2024/09/05(木) 11:31
★9:08  元気グローバルDC-反発 8月度の既存店売上高13%増
 Genki Global Dining Concepts<9828.T>が反発。同社は4日、8月度の既存店売上高は前年同月比12.7%増だったと発表した。全店は同13.4%増となった。

★9:08  DMS-3日ぶり反落 物流事業における業務効率化に向け設備導入
 ディーエムエス<9782.T>が3日ぶり反落。同社は5日8時、新たな設備を導入し、物流事業におけるピッキングや梱包作業といった人手で対応していた業務の自動化・省力化と、運送事業者の荷待ち時間短縮につなげるプロジェクトを開始したと発表した。
 
 同プロジェクトは、設備導入ののちシステム設計や稼働テストを行い、2024年12月の本格稼働を予定しているとしている。

 なお、株価への好影響は限定的となっている。

★9:10  フォーバルテレコム-売り気配 83万株の立会外分売を実施へ
 フォーバルテレコム<9445.T>が売り気配。同社は4日、83万株の立会外分売を実施すると発表した。分売予定日は9月11日。スタンダード市場の上場維持基準適合のため、流通株式比率の向上を図る目的としている。

★9:11  ティーライフ-急落 今期営業益21%増見込むも前期の計画下振れを嫌気
 ティーライフ<3172.T>が急落。同社は4日、25.7期通期の連結営業利益予想を6.7億円(前期比21.0%増)に、年間配当予想を40円(前期は46円)にすると発表した。

 他社の紅麹問題により機能性表示食品・サプリメント市場の成長が鈍化することが予想されるため減収を見込むものの、プロパティ事業の収益改善および前期に実行した先行投資の効果により利益を確保するとしている。

 24.7期通期の連結営業利益は5.5億円(前の期比33.0%減)だった。会社計画の6.2億円から下振れて着地した。

 仕入価格・エネルギー価格・人件費・物流コスト上昇の影響を受けたほか、小売事業において積極的な広告宣伝活動および海外展開に係る先行投資を実行したことが響いた。

 なお、株価は前期が会社計画から下振れて着地したことが嫌気され、売りが優勢となっている。

★9:16  シュッピンー東海東京が目標株価を引き上げ カメラ新製品販売効果が期待できる
 シュッピン<3179.T>が大幅反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、カメラ新製品販売効果が期待できると指摘。投資判断は「Outperform」を継続し、目標株価は1900円→2040円に引き上げた。

 東海東京では、25/3期1Q業績を踏まえ、業績予想を見直した。25/3期売上高は前年比16.3%増の568億円、営業利益は同28.6%増の43億円と予想。前回予想から売上高で8億円、営業利益で3.5億円の増額修正した。カメラの新製品発売によるカメラ需要の高まりや、時計事業では仕入・販売の価格設定にAIを活用することで業績改善が期待できるとコメント。カメラ・時計の両輪での業績成長が続くと考えている。一方、24年8月の円高に振れたことによるインバウンド売上高の変動には注意が必要と指摘。26/3期以降も両事業で仕入の精緻化等を背景に業績成長は続くと考えている。

★9:17  AnyMind-4日ぶり反発 韓国のクリエイターマネジメント会社と協業
 AnyMind Group<5027.T>が4日ぶり反発。同社は5日9時、韓国のクリエイターマネジメント会社であるSANDBOX NETWORKとグローバルマーケティングに関する覚書を締結したと発表した。
 
 サンドボックスネットワークに、AnyCreatorとAnyTagを活用した、マーケティング戦略の策定から実行までのデジタルマーケティングに関するソリューションを提供するという。サンドボックスに所属しているクリエイターや韓国のインフルエンサーは、AnyCreatorを通じて、ブランド企業などのPR案件の紹介を受けることが可能なほか、アカウント分析機能を活用し、収益向上を図ることが可能だとしている。


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