前場コメント No.2 エヌピーシー、ネオジャパン、正栄食、IHI、モロゾフ、unerry

2024/09/12(木) 11:32
★9:03  エヌピーシー-買い気配 米大統領選はハリス氏優勢との見方 再エネ関連に買い
 エヌ・ピー・シー<6255.T>が買い気配。前日の米国市場において、再生可能エネルギー関連株が買われたことが材料視されているもよう。

 11日の米国市場では、米大統領選のテレビ討論会を受けてハリス副大統領が優勢との見方が拡大。ハリス氏の関心が高いとされる再生可能エネルギー関連に買いが入り、同社の取引先であるファーストソーラーは15%高となった。太陽光関連のアレイ・テクノロジーズやサンランなども急騰した。
 
 この流れを受けて、太陽電池製造装置を手がける同社にも買いが入っているようだ。太陽光関連では、ウエストホールディングス<1407.T>やAbalance<3856.T>も買い気配でスタートしている。

★9:03  ネオジャパン-買い気配 上期営業益41%増 ソフトウェア事業が好調
 ネオジャパン<3921.T>が買い気配。同社は11日、25.1期上期(2-7月)の営業利益は8.5億円(前年同期比40.8%増)だったと発表した。ソフトウエア事業が期初計画を上回り順調に推移したことや、販管費の抑制が寄与した。

★9:03  正栄食品工業-底堅い 3Q累計営業益32%増 価格改定の進展などが寄与
 正栄食品工業<8079.T>が底堅い。同社は11日、24.10期3Q累計(11-7月)の営業利益は42.1億円(前年同期比31.8%増)だったと発表した。

 エネルギーコストの落ち着きや商品価格改定の進展などから日本国内での利益が改善し、中国セグメントでも輸出・国内販売両方で採算が改善したとしている。

★9:04  IHI-大和証券がレーティング引き上げ スペアパーツ事業の伸長加速、割安感大きい
 IHI<7013.T>が買い気配。大和証券では、スペアパーツ事業の伸長加速、割安感は大きいと判断。レーティングは「3(中立)」→「1(買い)」に、目標株価を4400円→8000円へ引き上げた。

 大和では、同社の民間航空機エンジンのスペアパーツ事業が想定以上のペースで回復していると指摘。来期も拡大が見込まれ、営業利益率が推定50~60%と高いことで全社利益の大きなけん引役となる見込んでいる。また、利益積み上げによる財務体質改善も期待でき、過去5年平均から来期予想PER15倍の評価とした。陸上事業のバリュエーションを割り引いても、海外航空機エンジン関連企業との対比で割安感は大きいと判断している。

★9:04  モロゾフ-続落 通期営業益を下方修正 上期は13%減
 モロゾフ<2217.T>が続落。同社は11日、25.1期通期の連結営業利益予想を従来の21.2億円から20.0億円(前期比19.2%減)に下方修正すると発表した。上期の業績と今後の見通しを踏まえた。

 上期(2-7月)の連結営業利益は7.3億円(前年同期比12.8%減)だった。原材料価格の高騰による売上原価率の上昇、賃金上昇による人件費の増加、倉庫や物流などの費用増加が響いた。

★9:04  unerry-買い気配 「Location-GXプロジェクト」が環境省「デコ活」補助事業に採択
 unerry<5034.T>が買い気配。同社は12日8時30分、環境省が実施する「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)」推進事業に係る補助事業の公募において、同社が参画している「Location-GXプロジェクト」が採択されたと発表した。

 「Location-GXプロジェクト」は、位置情報データを活用したマーケティングやサービス施策の促進を目的に活動する86社の企業連合であるLBMA Japan(東京都千代田区)が主催している。ガイドラインに基づき脱炭素効果が計測可能な、国民向けナッジ施策を推進することで、移動に関する行動変容に伴う脱炭素の取り組みを後押しするとしている。


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