後場コメント No.1 山一電、アイシン、ダイセル、タツモ、奥村組、三菱ケミG
★12:30 山一電機-丸三が新規に「買い」 半導体テスト需要の拡大などによる業績成長を予想
山一電機<6941.T>が大幅高。丸三証券では、半導体テスト需要の拡大および高速通信の進展を追い風とした業績成長を予想。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価を4300円に設定した。
丸三では、車載市場の進展や、スマートフォン・PCなどAI搭載デバイスが増加することによる半導体テスト需要の拡大に伴って、同社のテストソケット需要の伸びを予想。また、データセンター投資が拡大することで高速通信が求められ、光トランシーバー用コネクタの需要が高まることも見込んでいる。
山一電機<6941.T>が大幅高。丸三証券では、半導体テスト需要の拡大および高速通信の進展を追い風とした業績成長を予想。投資判断は新規に「買い」とし、目標株価を4300円に設定した。
丸三では、車載市場の進展や、スマートフォン・PCなどAI搭載デバイスが増加することによる半導体テスト需要の拡大に伴って、同社のテストソケット需要の伸びを予想。また、データセンター投資が拡大することで高速通信が求められ、光トランシーバー用コネクタの需要が高まることも見込んでいる。
★12:31 アイシン-3日続伸 未利用熱活用製品の開発がNEDO研究開発事業として採択
アイシン<7259.T>が3日続伸。同社は20日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」に応募し、「小型吸収冷凍機による未利用熱活用製品の開発」が採択されたと発表した。
吸収冷凍機とは、熱をエネルギー源として使用する冷却装置であり、主に空調やチラーに活用できるシステム。冷却のサイクルに熱を必要とするため、発熱を伴う別の装置で発生した未利用熱を活用することで、冷却に必要なエネルギーコストを抑えることができるとしている。
今回のプロジェクトとしては、これまでの小型・軽量化技術を応用し、燃料電池などのコージェネレーションシステム、工業炉など数キロワットから数十キロワットの熱源装置向け吸収冷凍機の開発をめざすという。また、小型化により省スペースでの設置を可能にすることで、大型吸収冷凍機の設置スペースが確保できない場所でのニーズにも対応するとしている。
アイシン<7259.T>が3日続伸。同社は20日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が公募した「脱炭素社会実現に向けた省エネルギー技術の研究開発・社会実装促進プログラム」に応募し、「小型吸収冷凍機による未利用熱活用製品の開発」が採択されたと発表した。
吸収冷凍機とは、熱をエネルギー源として使用する冷却装置であり、主に空調やチラーに活用できるシステム。冷却のサイクルに熱を必要とするため、発熱を伴う別の装置で発生した未利用熱を活用することで、冷却に必要なエネルギーコストを抑えることができるとしている。
今回のプロジェクトとしては、これまでの小型・軽量化技術を応用し、燃料電池などのコージェネレーションシステム、工業炉など数キロワットから数十キロワットの熱源装置向け吸収冷凍機の開発をめざすという。また、小型化により省スペースでの設置を可能にすることで、大型吸収冷凍機の設置スペースが確保できない場所でのニーズにも対応するとしている。
★12:36 ダイセル-3日続伸 メカノクロスと共同研究開始
ダイセル<4202.T>が3日続伸。同社は20日12時、メカノクロス(北海道札幌市)が開発したメカノケミカル有機合成技術について、共同研究を開始したと発表した。
メカノケミカル有機合成技術は、化学反応において、機械的刺激による攪拌で化学反応を起こすことができる革新的な技術だという。有機溶媒に溶かして反応させる従来の有機合成技術ではできなかった難溶性化合物の合成や機能化が可能だとしている。
ダイセル<4202.T>が3日続伸。同社は20日12時、メカノクロス(北海道札幌市)が開発したメカノケミカル有機合成技術について、共同研究を開始したと発表した。
メカノケミカル有機合成技術は、化学反応において、機械的刺激による攪拌で化学反応を起こすことができる革新的な技術だという。有機溶媒に溶かして反応させる従来の有機合成技術ではできなかった難溶性化合物の合成や機能化が可能だとしている。
★12:36 タツモ-丸三が目標株価引き下げ 半導体関連銘柄のバリュエーション低下を考慮
タツモ<6266.T>が大幅高。丸三証券では、半導体関連銘柄のバリュエーション低下を考慮。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を5000円→4200円に引き下げた。
丸三は業績予想を変更せず、24.12期下期から25.12期上期にかけてさらなる新規受注の獲得に期待している。中期的には、パワー半導体やアドバンスドパッケージの市場拡大を背景とした半導体装置部門の売り上げ増加により業績成長を遂げると考えている。一方、半導体関連銘柄のバリュエーション低下を考慮し目標株価は引き下げた。
タツモ<6266.T>が大幅高。丸三証券では、半導体関連銘柄のバリュエーション低下を考慮。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を5000円→4200円に引き下げた。
丸三は業績予想を変更せず、24.12期下期から25.12期上期にかけてさらなる新規受注の獲得に期待している。中期的には、パワー半導体やアドバンスドパッケージの市場拡大を背景とした半導体装置部門の売り上げ増加により業績成長を遂げると考えている。一方、半導体関連銘柄のバリュエーション低下を考慮し目標株価は引き下げた。
★12:42 奥村組-3日続伸 有機フッ素化合物による地下水・土壌汚染浄化技術を開発し特許出願
奥村組<1833.T>が変わらず挟み3日続伸。同社は20日、名古屋大学と、人体への有害性が指摘されている有機フッ素化合物(以下、PFAS)を、超強力酸化触媒を用いて浄化する技術を開発し、2024年7月19日に特許を出願したと発表した。
同技術は超強力酸化触媒「金属錯体担持カーボン触媒」を用いてPFASを酸化分解するもので、共同研究によりカーボン触媒のさらなる高活性化に成功し、水溶液中で様々なPFAS類が酸化分解可能であることを確認したという。
今後は、触媒にさらなる改良を加えるとともに、同技術をPFASによる汚染された地下水・土壌の浄化工事などに適用するとしている。
奥村組<1833.T>が変わらず挟み3日続伸。同社は20日、名古屋大学と、人体への有害性が指摘されている有機フッ素化合物(以下、PFAS)を、超強力酸化触媒を用いて浄化する技術を開発し、2024年7月19日に特許を出願したと発表した。
同技術は超強力酸化触媒「金属錯体担持カーボン触媒」を用いてPFASを酸化分解するもので、共同研究によりカーボン触媒のさらなる高活性化に成功し、水溶液中で様々なPFAS類が酸化分解可能であることを確認したという。
今後は、触媒にさらなる改良を加えるとともに、同技術をPFASによる汚染された地下水・土壌の浄化工事などに適用するとしている。
★12:50 三菱ケミカル-4日続伸 フィルム製品を値上げ 11月から
三菱ケミカルグループ<4188.T>が4日続伸。同社は20日、フィルム製品(二軸延伸ポリスチレンシート)を値上げすると発表した。
値上げ幅はキログラム以上あたり5円。11月1日納品分から実施する。製造設備の修繕・維持費用、物流費などの諸費用が上昇しており、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難なためとしている。
三菱ケミカルグループ<4188.T>が4日続伸。同社は20日、フィルム製品(二軸延伸ポリスチレンシート)を値上げすると発表した。
値上げ幅はキログラム以上あたり5円。11月1日納品分から実施する。製造設備の修繕・維持費用、物流費などの諸費用が上昇しており、現在の価格体系では安定的な製品供給が困難なためとしている。
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