後場コメント No.3 日本郵政、オークワ、エスリード、東ガス、千代建、丸井G

2024/10/01(火) 15:01
★13:31  日本郵政-3日ぶり反発 昼時間帯の窓口業務休止を1389局へ拡大
 日本郵政<6178.T>が3日ぶり反発。同社グループの日本郵便は9月30日、昼時間帯(12時30分~13時30分)の窓口業務を休止する試行郵便局を拡大すると発表した。

 日本郵便は2021年7月から「昼時間帯の窓口業務の休止」および「郵便業務を取り扱う窓口営業時間の短縮」の試行を一部の郵便局で実施している。試行状況を踏まえ、24年11月5日より現在の16局から1389局へ順次拡大するとしている。

★13:36  オークワ-反落 上期営業益65%減 販管費増などが響く
 オークワ<8217.T>が反落。同社は1日13時、25.2期上期(2-8月)の営業利益は2.5億円(前年同期比65.1%減)だったと発表した。販管費率が上昇したことなどが響いた。

 9月26日に上期の見通しを引き下げており、修正並みの着地ではあったが、大幅減益と見栄えの悪い決算を受けて、売りが優勢となっている。

★13:43  エスリード-3日ぶり反発 グループ初の冷凍冷蔵倉庫を開発
 エスリード<8877.T>が3日ぶり反発。同社は1日13時、グループのエスリードリアルティが、兵庫県神戸市における冷凍冷蔵倉庫開発について着工したと発表した。

 建物の延べ床面積は1万2930平方メートルで、地上4階建てとなる。環境に配慮し、太陽光発電設備の実装なども行う予定。同社グループとして冷凍冷蔵倉庫は初となる。今後も既存のマンション事業のみならず、新たな事業領域に積極的に挑戦するとしている。

★13:54  東京ガス-3日ぶり反発 低圧電気料金を改定 2025年3月検針分から
 東京ガス<9531.T>が3日ぶり反発。同社は1日、昨今の電力事業制度の変更が同社の電力事業に与える影響が大きくなっていることを踏まえ、2025年3月検針分から低電圧料金の改定を行うと発表した。1カ月あたりの標準家庭における電気料金に与える影響額は見直し前から0.8%上昇するとしている。

★13:56  千代田化工建設-反発 植物による有用タンパク質の大量生産技術を開発へ
 千代田化工建設<6366.T>が反発。同社は1日、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)による事業「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」において、植物を用いて有用タンパク質を生産する、新規基盤技術の実証設備の建設を進めていると発表した。

 植物を用いることで、ワクチンなどの医薬品や、再生医療等製品、化粧品、機能性食品など多様な製品をアニマルフリーで安価に生産でき、二酸化炭素(CO2)の排出抑制効果も期待できる。この実証設備を、さまざまな企業の植物バイオものづくりの実用化開発に利用できるよう整備し、国内初の「植物バイオファウンドリ」として機能させる計画としている。

★14:08  丸井G-底堅い 新会社「marui unite」を設立
 丸井グループ<8252.T>が底堅い。同社は1日14時、デジタル顧客接点におけるアジャイルなプロダクト開発の推進・波及を目的に新会社「marui unite(マルイユナイト)」を設立したと発表した。同新会社は、丸井グループにおけるプロダクト開発のテック専門組織として内製化することで、同社グループ全体のDXによる変革を後押ししていくとしている。


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