前場コメント No.2 NEC、三井化学、エクセディ、シマノ、タカラトミー、キーエンス
★9:01 NEC-売り気配 上期営業益60%増もコンセンサス下回る
NEC<6701.T>が売り気配。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益(IFRS)は447億円(前年同期比59.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは485億円。ITサービス・社会インフラの両セグメントで増収増益となったことなどが寄与した。
なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
NEC<6701.T>が売り気配。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益(IFRS)は447億円(前年同期比59.6%増)だったと発表した。市場コンセンサスは485億円。ITサービス・社会インフラの両セグメントで増収増益となったことなどが寄与した。
なお、株価はコンセンサス予想を下回る結果となったことで、売りが優勢となっている。
★9:01 三井化学-大和が目標株価引き下げ 大阪エチレンプラントの再稼働遅れが影響
三井化学<4183.T>が3日続伸。大和証券では、大阪エチレンプラントの再稼働遅れがマイナス要因として、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を5100円→4400円に引き下げた。
大和では、FY24上期のコア営業利益は510億円(Y/Y21%増)を予想。2Qは208億円となり、1Qを93億円下回ると想定している。大阪エチレンプラントの定期修繕後の再稼働が、蒸気系設備のトラブルにより9月末まで約2カ月遅れた影響が約70億円のマイナス要因。また、1Qはナフサの評価益が25億円あったが、2Qは発生しない見通し。FY24通期のコア営業利益は1200億円(Y/Y25%増)を予想する、としている。
三井化学<4183.T>が3日続伸。大和証券では、大阪エチレンプラントの再稼働遅れがマイナス要因として、投資判断「2(アウトパフォーム)」を継続、目標株価を5100円→4400円に引き下げた。
大和では、FY24上期のコア営業利益は510億円(Y/Y21%増)を予想。2Qは208億円となり、1Qを93億円下回ると想定している。大阪エチレンプラントの定期修繕後の再稼働が、蒸気系設備のトラブルにより9月末まで約2カ月遅れた影響が約70億円のマイナス要因。また、1Qはナフサの評価益が25億円あったが、2Qは発生しない見通し。FY24通期のコア営業利益は1200億円(Y/Y25%増)を予想する、としている。
★9:02 エクセディ-買い気配 上期営業益76%増 増配と自社株買いも発表
エクセディ<7278.T>が買い気配。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益(IFRS)は113億円(前年同期比76.3%増)だったと発表した。
MT(手動変速装置関連事業)およびAT(自動変速装置関連事業)におけるコスト上昇分の売価への転嫁や、減価償却費負担の減少、円安などが寄与した。年間配当予想は従来の120円から200円に引き上げた。中間配当は従来の60円に対し100円に決定し、期末配当予想を60円から100円に増額する。
併せて自社株買いを発表しており、株価はこちらも材料視されている。
エクセディ<7278.T>が買い気配。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益(IFRS)は113億円(前年同期比76.3%増)だったと発表した。
MT(手動変速装置関連事業)およびAT(自動変速装置関連事業)におけるコスト上昇分の売価への転嫁や、減価償却費負担の減少、円安などが寄与した。年間配当予想は従来の120円から200円に引き上げた。中間配当は従来の60円に対し100円に決定し、期末配当予想を60円から100円に増額する。
併せて自社株買いを発表しており、株価はこちらも材料視されている。
★9:02 エクセディ-買い気配 1200万株・300億円を上限に自社株買い 割合28.71%
エクセディ<7278.T>が買い気配。同社は29日、1200万株・300億円を上限とした自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は2024年10月30日~25年10月29日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合28.71%となる。
エクセディ<7278.T>が買い気配。同社は29日、1200万株・300億円を上限とした自己株式の取得を行うと発表した。取得期間は2024年10月30日~25年10月29日。上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合28.71%となる。
★9:02 シマノ-売り気配 通期最終益を下方修正 自己株式の取得方法の追加も発表
シマノ<7309.T>が売り気配。同社は29日に、24.12期通期の連結純利益予想を従来の770.0億円から560.0億円(前期比8.4%減)に下方修正すると発表した。3Q連結累計期間において、ドル安の進行に伴うアジア通貨高の影響から営業外費用が発生したことなどを踏まえた。市場コンセンサスは776.8億円。
24.12期3Q累計(1-9月)の連結純利益は413.4億円(前年同期比31.3%減)だった。
自転車部品が、北米市場において店頭販売は軟調に推移したことや、アジア・オセアニア・中南米市場において個人消費の低迷が継続し完成車の店頭販売は低調に推移したことなどにより、減益となった。釣具が、世界的に過熱気味であった釣具の需要が落ち着き販売が弱含みで推移したことなどにより、減益となったことも響いた。
併せて、自己株式の取得方法の追加も発表した。同社は4月23日に100万株・260億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表。取得期間は2024年4月25日~25年3月31日で、取得方法は自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付けとしていた。今回、取得方法に東京証券取引所における市場買い付けを追加した。
なお、10月29日までに取得した自己株式の累計は、株数は44万2000株、取得価額の増額は118億6107万円となっている。
シマノ<7309.T>が売り気配。同社は29日に、24.12期通期の連結純利益予想を従来の770.0億円から560.0億円(前期比8.4%減)に下方修正すると発表した。3Q連結累計期間において、ドル安の進行に伴うアジア通貨高の影響から営業外費用が発生したことなどを踏まえた。市場コンセンサスは776.8億円。
24.12期3Q累計(1-9月)の連結純利益は413.4億円(前年同期比31.3%減)だった。
自転車部品が、北米市場において店頭販売は軟調に推移したことや、アジア・オセアニア・中南米市場において個人消費の低迷が継続し完成車の店頭販売は低調に推移したことなどにより、減益となった。釣具が、世界的に過熱気味であった釣具の需要が落ち着き販売が弱含みで推移したことなどにより、減益となったことも響いた。
併せて、自己株式の取得方法の追加も発表した。同社は4月23日に100万株・260億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表。取得期間は2024年4月25日~25年3月31日で、取得方法は自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による買い付けとしていた。今回、取得方法に東京証券取引所における市場買い付けを追加した。
なお、10月29日までに取得した自己株式の累計は、株数は44万2000株、取得価額の増額は118億6107万円となっている。
★9:02 タカラトミー-買い気配 通期営業益を上方修正 トミカやBEYBLADE Xが好調
タカラトミー<7867.T>が買い気配。同社は29日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の200億円から230億円(前期比22.2%増)に、年間配当予想を48円から56円(前期は50円)に上方修正すると発表した。
上期(4-9月)において「トミカ」をはじめとした定番ブランドが好調に推移したほか、昨年7月に日本およびアジアで展開を開始した「BEYBLADE X」が、1Qに欧米向け輸出をスタートするなど販売が拡大したことなども寄与する。
上期の営業利益予想は90億円から120億円(前年同期比49.8%増)に引き上げた。決算発表は11月12日の予定。
タカラトミー<7867.T>が買い気配。同社は29日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の200億円から230億円(前期比22.2%増)に、年間配当予想を48円から56円(前期は50円)に上方修正すると発表した。
上期(4-9月)において「トミカ」をはじめとした定番ブランドが好調に推移したほか、昨年7月に日本およびアジアで展開を開始した「BEYBLADE X」が、1Qに欧米向け輸出をスタートするなど販売が拡大したことなども寄与する。
上期の営業利益予想は90億円から120億円(前年同期比49.8%増)に引き上げた。決算発表は11月12日の予定。
★9:02 キーエンス-買い気配 上期最終益6%増 増配も発表
キーエンス<6861.T>が買い気配。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結純利益が1897億円(前年同期比6.0%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1920億円。企画開発面での充実、営業面での強化を図ったとしている。
併せて、25.3期の中間配当を従来予想の150円に対し175円(前期中間は150円)に決定し、期末配当予想を150円から175円(前期末は150円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は350円(前期は300円)となる。
キーエンス<6861.T>が買い気配。同社は29日、25.3期上期(4-9月)の連結純利益が1897億円(前年同期比6.0%増)だったと発表した。市場コンセンサスは1920億円。企画開発面での充実、営業面での強化を図ったとしている。
併せて、25.3期の中間配当を従来予想の150円に対し175円(前期中間は150円)に決定し、期末配当予想を150円から175円(前期末は150円)に上方修正すると発表した。年間配当予想は350円(前期は300円)となる。
関連ニュース
日本株の最新ニュース
関連コンテンツ