前場コメント No.4 エプソン、共栄タ、メディパル、東北電、エフシーシー、網屋

2024/11/05(火) 11:31
★9:05  セイコーエプソン-もみ合い 通期営業益を下方修正 上期は25%増
 セイコーエプソン<6724.T>がもみ合い。同社は1日、25.3期通期の連結営業利益(IFRS)を従来の770億円から680億円(前期比18.2%増)に下方修正すると発表した。急激な円高進行による為替差損を計上したことが響く。市場コンセンサスは786億円。

 併せて発表した、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は349億円(前年同期比25.1%増)だった。プリンティングソリューションズ事業が、増収および為替のプラス影響により、在庫削減による利益マイナス影響のあった前年同期に対して大幅な増益となった。ビジュアルコミュニケーション事業が増益となったことも寄与した。

★9:05  共栄タンカー-買い気配 上期最終黒字転換 上期計画を上回る
 共栄タンカー<9130.T>が買い気配。同社は1日、25.3期上期(4-9月)の連結純損益は49.0億円の黒字(前年同期は2.9億円の赤字)だったと発表した。上期の会社計画の47.0億円を上回った。

 好条件で傭船契約を更改したこと、為替が想定よりも円安で推移したことにより売上高が予想値を上回った。修繕費などの節減による船費の減少も寄与した。

★9:06  メディパルHD-売り買い交錯 上期営業益32%増 コンセンサス上回る
 メディパルホールディングス<7459.T>が売り買い交錯。同社は1日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益は272億円(前年同期比31.7%増)だったと発表した。市場コンセンサスは236億円。

 医療用医薬品等卸売事業をはじめとして各事業が増収となった。メディスケットの事業拡大などや、前年同期に計上した事業投資費の反動により販管費が減少したことなども寄与した。

★9:06  東北電力-大幅に3日続落 女川原発2号機、機器トラブルで原子炉停止
 東北電力<9506.T>が大幅に3日続落。同社は3日、宮城県にある女川原子力発電所2号機の原子炉を停止すると発表した。

 再稼働(発電再開)に向けた発電機試験併入時において、原子炉内の中性子を計測する検出器の校正用機器を原子炉内に入れる作業を行っていたところ、途中で動かなくなる事象が発生した。発電所周辺の環境への放射能の影響はないとしている。

★9:06  FCC-買い気配 上期営業益55%増 記念配当を実施
 エフ・シー・シー<7296.T>が買い気配。同社は1日、25.3期上期(4-9月)の連結営業利益(IFRS)は100億円(前年同期比55.3%増)だったと発表した。市場コンセンサスは97.8億円。インドやインドネシアの販売が増加したことや円安の影響により、増収となったことなどが寄与した。

 併せて25.3期の中間配当を従来予想の38円に対し101円(うち記念配63円、前期中間は30円)に決定し、期末配当予想を38円から101円(うち記念配63円、前期末は44円)に上方修正すると発表した。同社は上場20周年を迎えたことから、記念配当を実施するとしている。
 

★9:07  FCC-買い気配 125万株・25億円を上限に自社株買い 割合は2.5%
 エフ・シー・シー<7296.T>が買い気配。同社は1日、125万株・25億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2024年11月11日~2025年3月19日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は2.5%となる。

★9:07  網屋-反発 NSDと業務提携 統合型ログ管理製品「ALog」の販売代理店契約締結
 網屋<4258.T>が反発。同社は1日、NSD<9759.T>と業務提携し、同社の統合型ログ管理製品「ALog」の販売代理店契約を締結したと発表した。

 今回の提携により、NSDが企業のさまざまなログデータを一元的に収集・分析する。セキュリティ運用をサポートすることで販売を促進し、同社はNSDの販売による「ALog」のさらなる売り上げ拡大をめざすとしている。


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