前場コメント No.2 セラク、ベースフード、タマホーム、QPS研究、TSIHD、SHIFT

2025/01/15(水) 11:30
★9:02  セラク-買い気配 1Q営業益46%増 「Salesforce」などの運用・定着支援が好調
 セラク<6199.T>が買い気配。同社は14日、25.8期1Q(9-11月)の連結営業利益は7.7億円(前年同期比46.4%増)だったと発表した。上期計画に対する進ちょく率は68.0%。

 デジタルインテグレーション事業において、DX領域で「Salesforce」「COMPANY」を中心としたクラウドシステムの運用・定着支援が好調に推移したことが寄与した。

★9:02  ベースフード-買い気配 3Q累計営業赤字縮小 株主優待導入も発表
 ベースフード<2936.T>が買い気配。同社は14日、25.2期3Q累計(3-11月)の営業損益は2.4億円の赤字(前年同期は5.1億円の赤字)だったと発表した。売上高は115.8億円(前年同期比0.1%増)となった。

 新商品およびリニューアルによる商品力の強化、販促の強化により、一部商品の自主回収の公表(2023年10月)以降の業績下降傾向から脱却し、成長軌道に回帰した。8月上旬に実施した約10%の商品値上げ、計画的なコスト削減なども寄与した。

 なお、株価は同時に発表した株主優待制度の導入も材料視されている。

★9:02  ベースフード-買い気配 株主優待制度を導入
 ベースフード<2936.T>が買い気配。同社は14日、株主優待制度の導入を発表した。

 保有株式数100株以上、かつ継続して6カ月以上保有する株主が対象。同社公式ホームページで利用可能な総額1500円分の優待クーポンを進呈する。初回は、2025年2月末日時点および同年8月末日時点の株主名簿に、同一株主番号で連続して100株以上の保有が記載または記録されている株主が対象となる。

★9:03  タマホーム-売り気配 通期最終益を下方修正 上期は赤字転落
 タマホーム<1419.T>が売り気配。同社は14日、25.5期通期の連結純利益予想を従来の92.0億円から14.0億円(前期比84.0%減)に下方修正すると発表した。建材価格および輸送費の高騰を起因とする住宅価格の上昇傾向が続き、販売価格の上昇による上期の受注状況では、期首受注残高からの売上減少分を補填するまでには至らず、業績予想の売上計画棟数の確保が困難な見通しとなったことを踏まえた。

 業績の下方修正に伴い、中計最終年度となる26.5期の数値目標について、売上高を2300億円(従来は3200億円)、当期純利益を60億円(同120億円)にそれぞれ引き下げた。

 25.5期上期(6-11月)の連結純損益は18.8億円の赤字(前年同期は19.0億円の黒字)だった。

★9:03  QPS研究所-売り気配 通期最終損益を下方修正 防衛省案件の期ずれなど影響
 QPS研究所<5595.T>が売り気配。同社は14日、25.5期通期の純損益予想を従来の16.2億円の赤字から19.6億円の赤字(前期は4.3億円の赤字)に下方修正すると発表した。

 防衛省を顧客とする試作開発案件において、前回予想に対して検収時期などに期ずれが生じる見込みとなった。同時に公表した第三者割当による第8回新株予約権の発行に伴い、新たに発生が見込まれる発行諸費用なども踏まえた。

 25.5期上期(6-11月)の純損益は17.3億円の赤字(前年同期は1.6億円の赤字)だった。

★9:03  QPS研究所-売り気配 新株予約権で109億円調達 小型SAR衛星に係る設備資金に充当
 QPS研究所<5595.T>が売り気配。同社は14日、SMBC日興証券を割当予定先とする第三者割り当てによる第8回新株予約権(行使価額修正条項付)の発行、およびファシリティ契約(行使停止指定条項付)の締結を行うと発表した。

 割当日は1月30日。発行数は9万2800個(潜在株式数928万株)。発行価額は1個当たり343円。当初行使価額は1169円。下限行使価額は702円。差引手取概算額として108億7115万0400円を調達し、小型SAR(合成開口レーダー)衛星に係る設備資金などに充当する。発行済み株式総数に対する希薄化率は最大で24.94%となる。

★9:03  TSIHD-買い気配 通期最終益を上方修正 増配も発表
 TSIホールディングス<3608.T>が買い気配。同社は14日、25.2期通期の連結純利益予想を従来の40.0億円から150.0億円(前期比3.1倍)に上方修正すると発表した。

 資産と資本効率の強化を目的とした非事業資産の圧縮の一環として、国内不動産(信託受益権)を譲渡し、譲渡益239億1300万円を計上予定であることを踏まえた。

 25.2期3Q累計(3-11月)の連結純利益は1.6億円(前年同期比95.2%減)だった。

 併せて25.2期の期末配当予想を19円から65円(前期末は15円)に上方修正すると発表した。年間配当予想も同額となる。

★9:03  SHIFT-買い気配 1Q営業益94%増 海外での事業展開開始も発表
 SHIFT<3697.T>が買い気配。同社は14日、25.8期1Q(9-11月)の連結営業利益は35.2億円(前年同期比94.0%増)だったと発表した。徹底したオペレーションと戦略的な採用抑制で高稼働率を実現したことを主因に、売上総利益率は順調に改善。採用費の戦略的な抑制とその他販管費の効率化の結果として全利益段階で大幅な増益を達成したという。

 併せて、米系企業2社とそれぞれ業務提携契約を締結し、海外事業支援サービスの提供を開始することも発表した。


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