前場コメント No.6  サンリオ、IIF、タクマ、ブリーチ、SGHD、三菱HCキャ

2025/02/17(月) 11:31
★9:20  サンリオ-買い気配 通期営業益を上方修正 増配も発表
 サンリオ<8136.T>が買い気配。同社は14日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の410億円から512億円(前期比90.0%増)に上方修正すると発表した。

 3Q累計期間において、連結業績が通期の業績予想を上回る水準で着地したことなどを踏まえた。

 25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は411億円(前年同期比92.1%増)だった。国内外のライセンス事業は複数キャラクター戦略の好調継続により、50周年の「ハローキティ」だけでなく様々なキャラクターの人気が高まり、既存ライセンシーの商品展開が増加するなど売上高の伸長に寄与した。

 併せて、25.3期の期末配当予想を20円から32円(前期末は43.5円)に上方修正すると発表した。年間配当は40円→52円(前期は66円)となる。

★9:21  IIF-買い気配 3Q累計営業益95%増 株主優待導入も発表
 インターネットインフィニティー<6545.T>が買い気配。同社は14日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は3.4億円(前年同期比95.3%増)だったと発表した。

 主力のレコードブック事業において、直営店の稼働率が新型コロナ流行前と同水準まで回復し、営業利益が大きく増加したとしている。

 なお、同日発表された株主優待制度の導入も好感されている。

★9:21  IIF-買い気配 株主優待制度を導入 QUOカードなど贈呈
 インターネットインフィニティー<6545.T>が買い気配。同社は14日、株主優待制度を導入すると発表した。 

 毎年3月末日時点の同社株主名簿上に記載または記録された、同社株式を100株以上保有している株主を対象に、継続保有期間1年未満の場合QUOカード2000円分、1年以上の場合これに加え、仕事と介護の両立支援サービス「わかるかいご Biz」1年間利用権を贈呈する。
 
 2025年3月31日時点の株主名簿に記載または記録された株主より開始する。継続保有期間については、2024年3月31日の株主名簿をさかのぼり算出するとしている。

★9:22  タクマ-急騰 通期営業益を上方修正 増配も発表
 タクマ<6013.T>が急騰。同社は14日、25.3期通期の連結営業利益予想を従来の112億円から135億円(前期比32.0%増)に上方修正すると発表した。

 環境・エネルギー(国内)事業において受注済みプラントの建設工事が順調に進ちょくしているほか、メンテナンスなどのストック型ビジネスが順調に伸びており、その他のセグメントにおいても着実に収益を伸ばしているこを踏まえた。

 25.3期3Q累計(4-12月)の連結営業利益は87.1億円(前年同期比39.0%増)だった。

 併せて、25.3期の期末配当予想を28円から38円(前期末は24円)に上方修正すると発表した。年間配当は56円→66円(前期は48円)となる。

★9:22  タクマ-急騰 900万株・100億円を上限に自社株買い 消却も発表
 タクマ<6013.T>が急騰。同社は14日、900万株・100億円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年2月17日~2026年2月16日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は11.59%となる。

 併せて、上記により取得した自己株式の全株式を消却すると発表した。消却予定日は2025年3月31日。

★9:27  ブリーチ-急騰 上期営業利益4.9倍 新規商材・新規ジャンルの拡大が業績に貢献
 ブリーチ<9162.T>が急騰。同社は2月14日、25.6期上期(7-12月)の営業利益は1.9億円(前年同期比4.9倍)だったと発表した。

 商品ライフサイクルの経過や一部顧客による販売戦略の変更に加え、一部の広告媒体におけるルール変更などの外部環境変化の影響はあったものの、従前より取り組んできた新規商材・新規ジャンルの拡大が業績に貢献した。

★9:34  SGHD-東海東京が目標株価を引き下げ まずは宅配数量のプラス転換による株価上昇を想定
 SGホールディングス<9143.T>が小幅高。東海東京インテリジェンス・ラボでは、まずは宅配数量のプラス転換による株価上昇を想定。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は2100円→2000円に引き下げた。

 東海東京では、26/3期の宅配数量のプラス転換が短期の株価上昇ドライバーになるとコメント。中期的には「C&Fロジスティクス」、「モリソン・エクスプレス」とのシナジー効果発現が投資魅力の1つになると予想している。3月中に26/3期を初年度とする新中期経営計画を発表予定という。主要テーマは、(1)グローバル物流を重点事業領域に位置付ける、(2)デリバリー事業の収益性向上を目指す、(3)「C&Fロジ」と「モリソン」のPMIに注力する、などと考えている。次期計画では機動的な自己株取得も考慮される可能性があると予想している。

★9:36  三菱HCキャピタル-続落 3Q累計最終益8%増 10-12月は前年同期比9%減
 三菱HCキャピタル<8593.T>が続落。同社は14日、25.3期3Q累計(4-12月)の連結純利益は870億円(前年同期比8.0%増)だったと発表した。3Q(10-12月)の純利益は253億円(前年同期比9.2%減)となった。

 連結子会社であるJSA International Holdingsおよびその子会社の決算期変更に伴う決算取り込み期間の調整による期初計画織り込み済みの増益効果に加え、航空セグメントとロジスティクスセグメントの好調な業績推移により3Q累計期間では増益となった。通期の純利益予想は1350億円(前期比9.0%増)を据え置いた。

 なお、株価は10-12月の直近3カ月が前年同期比で減益となったことが嫌気され、売りに押されている。



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