前場コメント No.5 キタハマキャピ、武田、ITFOR、SUBARU、DIC、クラボウ

2025/02/19(水) 11:31
★9:07  北浜キャピタルパートナーズ-続伸 台湾企業と販売代理店契約締結
 北浜キャピタルパートナーズ<2134.T>が変わらず挟み続伸。同社は18日、同社が51%を出資し、再生エネルギー電力及びデータセンターの開発を手掛ける北浜GRF(以下KGC)を通じて、台湾の液浸冷却式データサーバーシステム製造会社であるAblecom TechnologyおよびG-Tech Taiwanとの間で、販売代理店契約を締結すると発表した。
 
 KGCの初年度販売計画としては、KGCがこれから業務提携をめざすAmarylloをはじめ、いくつかの代理店候補と二次代理店契約を結び、通信会社、サーバー会社、システム会社、及び大学、研究機関などに販売していくという。第一期(26.3期)の売上は41億6000万円、営業利益は2億1800万円(連結決算ベース)を目標としているという。

★9:07  武田薬品工業-3日続伸 難病治療薬から撤退=日経
 武田薬品工業<4502.T>が3日続伸。19日付の日本経済新聞朝刊は、同社が核酸技術を使った難病治療薬開発を中止したことが分かったと報じた。

 記事によると、共同開発する米バイオ企業が米証券取引委員会(SEC)に提出した資料で明らかになったという。新薬候補は「50億ドルの価値」があるとされ、同社はこれまで約2億6000万ドル(約395億円)を投じていた。同社は大規模な人員削減や研究開発の絞り込みを進めているが、今後の新薬開発に影響が出る可能性もあるという。突然の開発中止について同社は「研究開発の優先事項や患者への貢献を総合的に検討した結果だ」とコメントした。

★9:08  アイティフォー-底堅い 混雑抑制プラットフォームを展開するバカンへ出資
 アイティフォー<4743.T>が底堅い。同社は19日8時45分、AIを活用した混雑状況の可視化・管理・配信など、多彩な機能を提供する混雑抑制プラットフォーム「VACAN(バカン)」を展開するスタートアップ企業、バカン(東京都千代田区)の第三者割当増資を引き受け、2025年2月17日付で同社に出資したと発表した。
 
 出資を通じ、バカンの混雑抑制プラットフォーム「VACAN」を同社の顧客基盤である地方自治体などに提供することで、あらゆる場所で誰もが待ち時間から解放され、地域の人々がより豊かな時間を享受できる社会をバカンと共に実現するとしている。

★9:11  SUBARU-3日続落 トランプ氏、自動車関税「25%程度」と伝わる
 SUBARU<7270.T>が3日続落。トランプ米大統領が18日に、4月にも公表予定の輸入自動車への追加関税について「25%くらいになるだろう」と述べたことが嫌気されている。

 19日7時47分の日本経済新聞電子版報道によれば、ドイツや隣国のメキシコなどからの輸入車が主な標的とみられるが、日本車も対象になれば日系自動車メーカーが大きな打撃を受けることは避けられないとしている。

 輸入自動車への追加関税に関する発言を受け、関連株に売りが出ている。トヨタ自動車<7203.T>、マツダ<7261.T>、三菱自動車<7211.T>なども安い。

★9:19  DIC-急騰 オアシスによる太陽HD株の大量保有を材料視か
 DIC<4631.T>が急騰。香港投資ファンドのオアシスマネジメントによる太陽ホールディングス<4626.T>株式の大量保有が材料視されているもよう。

 オアシスによる太陽HD株の保有は、2月18日受付分の大量保有報告書(5%ルール)で判明。保有割合は8.00%となっており、株主価値を守るため、重要提案行為を行うことがあるとしている。

 同社については以前に太陽HDとの経営統合を検討しているといった報道が伝わっており、思惑から買いが入っているようだ。なお、同社は報道内容に対して、そのような提案を受けた事実はないとコメントしている。

★9:22  クラボウ-急騰 PEファンドの次のターゲットが同社かと伝わる
 クラボウ<3106.T>が急騰。一部メディアにおいて、プライベートエクイティ(PE)ファンドの次の狙いが同社であると報じられたことが材料。

 株価は高いところで前日比10%高の6420円まで買われる場面があった。


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