前場コメント No.4 GFA、ロボペイ、ニトリHD、東ガス、日東紡、ガーデン

2025/02/20(木) 11:32
★9:09  GFA-底堅い 3億円を上限にビットコインを追加購入
 GFA<8783.T>が底堅い。同社は20日8時30分、「長期ビジョン・中期経営計画」で既報のとおり、WEB3.0コングロマリット企業への変貌に向けて、最重視KPIの一つに掲げたビットコイン保有枚数2万1000枚の実現をすべく、同社アドバイザーであるTrader Z氏との継続的な協議を経た結果、3億円を上限にビットコインの追加購入を行うことを決定したと発表した。
 
 GFA Capitalが支援するWEB3.0事業の過程において、成長通貨のスワップを経由して割安で取得することを特徴としているという。Trader Z氏との協議のうえで、ビットコイン下落のタイミングを見定めつつ、市場での買い付けも継続して行うとしている。

★9:09  ロボペイ-底堅い Quantsと事業提携しファクタリング市場開拓へ
 ROBOT PAYMENT<4374.T>が底堅い。同社は20日8時40分、AI与信審査技術の開発と提供および同技術を用いたFintechサービスの提供を行うQuants(東京都港区)と事業提携を行い、同社が提供するファクタリングサービスにおける貸し倒れ保険を締結したと発表した。
 
 同提携を通じて貸し倒れリスクを低減し、与信審査の精度向上とともに、ファクタリングサービスの与信対象企業拡を通して、業界や企業規模によりサービス提供できなかった新たな顧客層へのサービス提供範囲を拡大するとしている。

★9:20  ニトリHD-野村が目標株価引き下げ 先行きはまだ楽観視できないだろう
 ニトリホールディングス<9843.T>が続落。野村証券では、先行きはまだ楽観視できないと想定。レーティングは「Neutral」を継続し、目標株価を19200円→17500円に引き下げた。

 野村では、25.3期3Q営業利益が予想を下回り、特に荒利益率が低めであったと指摘。円安に対応した商品入替等は進んでいると見られるものの、販促などの影響もあったとみている。従来は野村カバー小売平均に対しプレミアム評価としていたが、同平均と同程度のPERを適用したことで目標株価を引き下げた。海外展開も含めて、取り組みがさらなる業績拡大につながるかが今後の注目点としている。

★9:26  東京ガス-大和が投資判断を引き上げ 足元の株価も利回りベースで割安感が見出せよう
 東京ガス<9531.T>が堅調。大和証券では、足元の株価も利回りベースで割安感が見出せると指摘。投資判断は「3(中立)」→「2(アウトパフォーム)」に引き上げ、目標株価は3370円→5260円に引き上げた。

 大和では、2024年度経常利益を前期比47%減の1200億円予想。原料費調整制度に伴うスライドタイムラグ悪化や電力事業・海外事業の減益、営業外損益の悪化で前期比減益を見込む。2025年度は同50%増の1800億円と予想している。2024年度総還元額1520億円(配当総額320億円、自己株式取得1200億円)に対する総還元利回りが8.5%で、過去5年平均の総還元利回り5.9%に比して引き続き割安感が見出せると指摘。「目指す自己資本水準について利益水準とともに3月に公表予定」としており、この際に配当水準の引き上げや2025年度の増益予想が発表されることが株価上昇のカタリストとなるとみている。

★9:27  日東紡-東海東京が目標株価を引き上げ NEガラス、Tガラスだけでなく、NERガラスも販売増加へ
 日東紡<3110.T>が軟調。東海東京インテリジェンス・ラボでは、NEガラス、Tガラスだけでなく、NERガラスも販売増加を予想。レーティングは「Outperform」を継続し、目標株価は7860円→7970円に引き上げた。

 東海東京では、25/3期通期の業績予想を売上高1093億円(前年比17.2%増、従来1100億円)、営業利益161億円(同92.0%増、従来155億円)へ修正した。3Q(10-12月)の営業利益が予想を上回ったため、営業利益は前回予想を引き上げたという。26/3期の業績予想を売上高1188億円(前年比8.7%増、従来1212億円)、営業利益200億円(同24.2%増、従来191億円)へ修正した。 スペシャルガラスの販売増加により利益成長が続き、営業利益は過去最高益を更新すると見ている。

★9:27  ガーデン-3日続落 株主優待制度を導入も材料出尽くし
 ガーデン<274A.T>が3日続落。同社は19日、株主優待制度を導入すると発表した。毎年2月末日の同社株主名簿に記載又は記録されている100株以上保有の株主を対象に、壱角家全店で使える家系ラーメン並(醤油or塩)または油そば1杯無料券を、継続保有1年未満の場合2枚、1年以上の場合4枚進呈する。
 
 2025年2月28日時点の株主名簿に記載又は記録され、同社株式を100株)以上保有している株主を対象として株主優待制度を開始するとしている。

 なお、同社に関しては優待実施に対する期待が相応に高かった。2024年11月22日18時19分付の日本経済新聞電子版では、「配当性向は40%を目安に考えている。優待券も付けたり、配当を増やすなど株主に最大限還元していきたい」との同社社長の発言が掲載されている。足元で株価も上昇していただけに、導入実施発表が材料出尽くしとなり、売りが優勢となっている。


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