後場コメント No.1 富士電機、GreenBee、山岡家、識学、TIS、HOYA

2025/05/19(月) 15:30
★12:30  富士電機-丸三が目標株価引き下げ DC・半導体工場向け電源システムへの期待は不変
 富士電機<6504.T>がもみ合い。丸三証券では、データセンター・半導体工場向け電源システムへの期待は不変と判断。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を10400円→9400円に引き下げた。

 丸三では、中長期的にはFA機器の需要回復による業績伸長に期待しているほか、データセンター(DC)・半導体工場向けの施設・電源システムにおける高い競争力(システム設計~保守サービスまで一括提案可)を背景に顧客の裾野拡大を予想している。一方、丸三の業績予想減額と重電セクターのバリュエーション低下を考慮し、目標株価は引き下げた。

★12:33  GreenBee-後場買い気配 アイ・ティー・エックスと戦略パートナーシップ締結
 GreenBee<3913.T>が後場買い気配。同社は9日11時30分、移動体通信事業者の一次代理店として、NTTドコモのキャリアショップを全国で展開するアイ・ティー・エックス(神奈川県横浜市)と戦略パートナーシップを締結したと発表した。
 
 今回の戦略パートナーシップでは、両社の経営資源、事業基盤、製品や技術力などを活用して、コンシューマー向けクラウド型データバックアップサービス「まるっと保存くん」を共同で企画販売を行うことに合意したという。同サービスはアイ・ティー・エックスが運営するキャリアショップで、同日よりサービスを開始するとしている。

★12:35  丸千代山岡家-新高値 山口県山口市に新規出店
 丸千代山岡家<3399.T>が新高値。同社は16日、山口県山口市にラーメン専門店「ラーメン山岡家」を新規出店すると発表した。24時間営業で、座席数は53席、駐車場台数は33台。オーブン予定日は5月27日となる。

★12:36  識学-反発 M&Aによるハンズオン支援事業を本格開始
 識学<7049.T>が反発。同社は19日11時30分、同社子会社の識学グロースキャピタルパートナーズを中心に、「日本の中小企業の価値ある技術やサービスを未来につなぐ」ことを目的としたM&Aによるハンズオン支援事業を本格開始すると発表した。
 
 同社が創業から培ってきたすべてのノウハウを活用し、新会社を中心にM&A推進と適切なPMIを実行していくことで、対象会社の事業承継、事業成長、そして、その従業員への還元(賃金上昇)を実現できるものと考え、同事業を開始するという。
 
 なお、既に実施しているハンズオン支援ファンド事業は対象会社の株式売却により収益を上げるビジネスとなるが、同事業は株式を保有し続け、その業績を連結取り込みしていく点が大きな違いとしてあげられるとしている。

★12:41  TIS-岡三がレーティング引き上げ モダナイゼーション案件、主要顧客動向に注目
 TIS<3626.T>が反発。岡三証券では、モダナイゼーション案件、主要顧客動向に注目。レーティングは「中立」→「強気」に引き上げ、目標株価は4000円→5250円に引き上げた。

 岡三では、26/3期連結業績の会社計画はやや保守的とみており、営業利益は計画を上回る8%増と予想。4月に金融ITでは大型のモダナイゼーション案件を獲得。その実績により他の案件獲得も進み、大型案件の反動影響で不安定だった受注にも追い風となり、株価評価につながると考えている。また、主要顧客の1社であるクレジットカード会社の動向も今後の株価カタリストになる可能性があるとみている。

★12:50  HOYA-丸三が目標株価引き下げ 半導体先端投資の恩恵享受は続くと予想
 HOYA<7741.T>が反発。丸三証券では、半導体先端投資の恩恵享受は続くと予想。投資判断は「買い」を継続し、目標株価を23700円→22900円に引き下げた。

 丸三では、同社が圧倒的なシェアを有する半導体用マスクブランクスが顧客の先端投資の恩恵を享受することで、中期的な業績成長を予想する点は不変と判断している。一方、為替前提の円高方向への見直しを主因に業績予想を減額修正した。半導体関連セクターのバリュエーション低下も考慮し、目標株価は引き下げている。


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