前場コメント No.4 スローガン、大阪チタ、鳥居薬、ラサ商事、エスクローAJ、セ硝子

2025/02/21(金) 11:32
★9:03  スローガン-6日ぶり反発 8万株・5000万円を上限に自社株買い 割合は3.09%
 スローガン<9253.T>が6日ぶり反発。同社は20日、8万株・5000万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。取得期間は2025年2月21日~2026年1月31日。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は3.09%となる。

★9:03  スローガン-6日ぶり反発 通期営業益を下方修正も自社株買いを好感
 スローガン<9253.T>が6日ぶり反発。同社は20日、25.2期通期の連結営業利益予想を従来の1.8億円から1.1億円(前期比29.0%減)に下方修正すると発表した。

 社会人向けサービスおよびメディア・SaaS分野について、前回公表値を下回る見込みとなったことなどを踏まえた。

 なお、同日発表された自社株買いが好感され、買いが優勢となっている。

★9:04  大阪チタニウム-大和が目標株価引き下げ チタン需要は短期的に低調
 大阪チタニウムテクノロジーズ<5726.T>が3日続落。大和証券では、チタン需要は短期的に一般産業・航空機とも低調と指摘。レーティングは「1(買い)」を継続し、目標株価を4300円→3800円に引き下げた。

 大和では、当面の需要環境は航空機および一般産業向けともに力強さを欠いており、株価の上値が切り上がり難い展開を予想している。他方、現在のPERはヒストリカルで見て割安な水準にあり、中長期的にはボーイングの月産レート回復や航空機需要の拡大が需要成長をけん引すると見込む。今後、輸出長期契約の切り替え時に大きな値上げができる可能性にも注目としている。

★9:04  鳥居薬品-東海東京が目標株価引き上げ 25.12期は営業減益計画から一転2ケタ増益へ
 鳥居薬品<4551.T>が3日ぶり反発。東海東京インテリジェンス・ラボでは、25.12期は営業減益計画から一転2ケタ増益へと判断。投資判断「Outperform」を継続、目標株価を5170円→5700円と引き上げた。

 会社側は25.12期業績については売上高647.0億円(前年比7.1%増)、営業利益41.0億円(同39.7%減)と計画。「ブイタマークリーム」のフル寄与に加えて、「シダキュア」の能力増が貢献する見込み。他方、会社側は開発品の開発進展による研究開発費(前年比2.3倍)の負担増が大きいとしている。
 東海東京では、「シダキュア」や「ブイタマークリーム」の想定を上回る伸びに加えて、治験の進展状況などから会社側の研究開発費は過大と判断。25.12期営業利益は主力品の伸長などもあり会社計画を上回る前年比11.8%増の76.0億円と予想。会社側の減益計画から一転、2ケタ増益を見込んでいる。

★9:05  ラサ商事-続伸 立会外で20万株・3億円を上限に自社株買い 消却も発表
 ラサ商事<3023.T>が続伸。同社は20日、20万株・2億9440万円を上限とした自己株取得枠を設定すると発表した。2025年2月20日の終値1472円で、21日8時45分の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)において買い付けの委託を行う。なお、上限株数を取得した場合の自己株式を除いた発行済株式総数に対する割合は1.77%となる。

 併せて、上記により取得した自己株式の全株式および現在同社が保有する自己株式のうち40万株を消却すると発表した。消却予定日は2025年3月21日。

★9:07  エスクローAJ-反発 新中計を発表 28.3期は営業利益10億円をめざす
 エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が反発。同社は20日、26.2期から28.2期まで3年間を計画期間とする中期経営計画を策定したと発表した。顧客ニーズの増加に対して業務改革による安定的受注体制を構築することを基本方針とする。

 数値目標として、28.2期の売上高は62.0億円(25.2期の業績予想は48.6億円)、営業利益は10.0億円(同4.0億円)をめざすとしている。

★9:07  エスクローAJ-反発 業務受託サービス専業の子会社設立
 エスクロー・エージェント・ジャパン<6093.T>が反発。同社は20日、グループの一部の業務受託サービスを専業とする100%出資の子会社を設立すると発表した。
 
 同社は、不動産に関する手続きや決済のDX化を支援する事業として、金融機関をはじめ不動産流通事業者、住宅建築事業者、士業専門家から、様々な業務を受任し、事務合理化、安全性向上に寄与するサービスを提供しているという。事業者などにはそれぞれ固有の法令などの規制や安全基準などに基づいた独立性が求められており、独立性をより明確にするとともに経営資源の集約により一層の効率化を図るため、新たな子会社を設立することにしたとしている。

★9:08  セントラル硝子-反発 PFAS不使用の感光材 半導体向けに28年量産=日経
 セントラル硝子<4044.T>が反発。21日付の日本経済新聞朝刊は、同社が環境への悪影響が指摘される有機フッ素化合物(PFAS)を使わない半導体材料を開発したと報じた。2028年の量産開始をめざすという。
 
 記事によると、同社が開発したのは半導体露光工程で使う「フォトレジスト(感光材)」。フォトレジストに使われる複数の材料でPFASを使わない代替品を開発し、フォトレジスト全体でPFAS不使用を実現したとしている。


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