〔Market Flash〕中長期で電線に強気も短期では鉄鋼・非鉄に注目～大和

【10:20】中長期で電線に強気も短期では鉄鋼・非鉄に注目～大和

　大和証券では鉄鋼・非鉄・電線セクターに関して、中長期では生成AI普及による業績拡大が期待される電線株への「強気」スタンスを継続している。しかし、短期的には相場環境の不透明感などが上値を抑える公算が大きいと指摘。短期的には、事業環境が厳しいながらも配当利回りなどのバリュエーション面で割安感を見出せる鉄鋼・非鉄株の中から個別企業を選別する流れがテーマになると考えている。個別では、フジクラ<5803.T>、日本製鉄<5401.T>、大和工業<5444.T>、三井金属<5706.T>に注目している。


【9:35】自動車は逆風下でホンダとスズキを選好～ＭＳＭＵＦＧ

　モルガン・スタンレーＭＵＦＧ証券では自動車セクターに関して、厳しい外部環境を踏まえればポジティブなスタンスに転じにくいとの見方から、業界投資判断は「In-Line」を継続している。株価のアップサイドとしては、各社のアライアンスの状況や、効率化政策などに注目している。個別では、逆風が続く外部環境の中で相対的に底堅い業績が期待できるとみるホンダ<7267.T>とスズキ<7269.T>の投資判断「Overweight」を継続している。


【8:45】寄り前気配はＮＯＫ、スタンレ電、ヒロセ電、日化薬が高い気配値

　主力株の寄り前気配では、ＮＯＫ<7240>+4.97%、スタンレ電<6923>+4.93%、ヒロセ電<6806>+3.92%、日化薬<4272>+3.42%、ＤＭＧ森精<6141>+3.30%、ＰＡＬＴＡＣ<8283>+3.22%、スズケン<9987>+3.18%、カカクコム<2371>+2.88%などが高い気配値。

　一方、三和ＨＤ<5929>-9.25%、スギＨＤ<7649>-7.47%、マツキヨココ<3088>-7.10%、テルモ<4543>-5.69%、ブラザー<6448>-5.10%、菱地所<8802>-5.01%、ＫＡＤＯＫＡ<9468>-4.91%、コムシスＨＤ<1721>-4.45%、スズキ<7269>-4.33%などが安い気配値となっている。